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30代の仕事選びを考えるメディア

「35歳転職限界説」はもはや過去のものとなり、30代でも徐々に当たり前になりつつある転職。「転職したい。だけど、どうやって?」そんな疑問を解消すべく、世の中に存在する30代の転職に関する情報を網羅的に整理しました。

[30代向け]転職サイト/転職エージェントの比較一覧表

形態 名称 公開求人数 こだわり検索 診断ツール 検討リスト 検索条件保存 スカウト ブロック 面談 面接対策 日程調整 年収交渉
転職サイト doda 56,302件
リクナビNEXT 40,773件
ビズリーチ  115,000件
CAREER CARVER 115,000件
ミドルの転職 125,331件
転職エージェント dodaエージェント 10万件以上
リクルートエージェント 103,679件
マイナビエージェント 非公開
パソナキャリア 非公開
type転職エージェント 非公開
JACリクルートメント 非公開

30代でも転職の可能性が大きく広がる時代

「35歳転職限界説」が囁かれていた数年前の状況とは打って変わって、30代でも転職の可能性が大きく広がる時代がやって来ています。少子高齢化に伴う深刻な労働力不足を背景に、30代の成熟したビジネスパーソンを中途で求める企業が増えているのです。30代は企業からも貴重な戦力として大きく期待される時期。それと同時に、転職等を通じたキャリアアップの機会を得ることができる絶好のタイミングでもあります。上記を踏まえ、以下では、30代の転職を考えるにあたって押さえておくべきポイントを踏まえた上で、30代におすすめの転職サイト/転職エージェントをランキング形式で比較しています。当サイトの内容が転職を考える30代のすべての方々にとって、良い判断材料の一つとなれば幸いです。

30代で転職を考え始めた人が知っておくべき前提条件

まず、30代で転職を考え始めた人が知っておくべき前提条件について整理します。

意外な事実──6割の人は年収が上がっていない

厚生労働省が雇用動向調査結果として、毎年発表している「転職入職者の賃金変動状況(平成30年)」という統計表では、約40%の人の年収が上がり、30%は変化なし、30%が減少となっています。つまり、転職した人のうちの60%の年収が「変化なし」もしくは「下がっている」のです。ボーナス支給のタイミングの問題で年収が下がって見えているだけのケースもありますが、いずれにせよ、転職して年収が上がるのは実は全体の4割に過ぎないという事実は頭に入れておくべきでしょう。

30代の転職で求められる資質は、即戦力性/適応力/マネジメント能力

30代の転職で求められるものは、20代のそれと大きく異なります。具体的には、「即戦力性」「適応力」「マネジメント能力」の3つの資質が求められる傾向があります。以下、順に説明します。

即戦力性──やる気や若さでは勝負できない

20代の転職と異なり、30代の転職では「即戦力性」が重視されます。具体的には、前職で実績を残していたり、マネジメントとしてチームをリードした経験があれば、前職よりも上位の企業に転職することができたり、年収アップに成功する可能性が高まります。

適応力──これまでの経験をアンラーニングする力

世の中のトレンドが激しく移り変わる昨今においては、変化を察知し、それに迅速に対応するマインドセットが求められます。が、経験豊かな30代のビジネスパーソンの中には、前職のやり方を「常識」と思い込み、固定観念に縛られてしまっているケースも少なくありません。このような場合、採用する立場からすれば、「もしかしたら自社のカルチャーにフィットしないのではないか」という不安を抱いてしまいます。特に、ベンチャー企業に転職する場合は、一人ひとりが幅広い役割をこなす必要があり、未経験の業務にも積極的に挑戦する姿勢が大切です。

マネジメント能力──異業種への転職の可能性も

30代の転職では、マネジメント能力を期待されるケースが多くなります。マネジメント経験を武器にすれば、異業種への転職の可能性も高まります。最近では、管理業務だけではなく、自分自身で手を動かして業務を遂行できるプレイングマネージャーが特に求められる傾向があります。年収が下がってでもマネジメント経験を積みたいという軸で転職を目指すケースも見られます。

市場価値は転職時期によって変動する──チャンスを待つ姿勢も必要

転職が成功するかどうかは、「どのようなキャリアを積み上げてきたか」だけでなく、「そのキャリアがそのタイミングで市場で求められているかどうか」に左右されます。実際、同じスキルを持っていたとしても、転職活動の時期によって、転職市場における評価は大きく変化します。例えば、数年前の仮想通貨業界においては、コンプライアンス責任者が特に求められていましたが、今は採用枠が埋まっており、以前に比べると求人案件は減少傾向と思われます。ただ、逆のケースもありえます。つまり、良い求人がなく、一旦は転職を諦めたとしても、数年後には市況が変わって、チャンスが巡ってくることもあるのです。また、社内で退職者が出て、急に採用が必要となった場合は、業務がストップしてしまうことを防ぐために、一般的な年収相場よりも高い水準で採用となるケースもあるようです。以上を踏まえ、転職を思い立った際には、すぐに転職に踏み切るのではなく、「チャンスを待つ」というスタンスも場合によっては必要かと思います。

転職回数ゼロで35歳を迎えることがリスクとなりつつある

既に述べた通り、「35歳転職限界説」は過去のものであり、自分自身に市場価値がある限りにおいては、何歳でも転職可能な時代だと思います。その一方で、厳しい言い方かもしれませんが、35歳を過ぎて、普遍的に必要とされるスキルを持たない場合、人生の選択肢が急激に減っていくこともまた事実です。もちろん、一社で働きながら、「キャリア資本」が蓄積されている実感が得られている場合は、必ずしも転職する必要はないと思いますが、そのようなケースはきわめて稀でしょう。変わらない日々の中では、「キャリア資本」が蓄積されないケースの方がよっぽど多く、人材として流動性を高めることを優先し、35歳までに転職を視野に入れ始めることも一つの選択肢になり得るかと思います。

30代の転職で失敗しないために重視すべきポイント

次に、30代の転職で失敗しないために重視すべきポイントについて整理します。

即戦力であることを採用担当者に伝える

転職市場において、ポテンシャルで採用してもらえるのは20代までの話。30代の転職では何よりも「即戦力性」が求められます。では、即戦力性をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?それは、「自分が入社したら、転職先企業に対してどのようなメリットをもたらすことができるのか」を簡潔に述べることです。入社後の活躍を採用担当者がイメージできるように話を組み立てていきましょう。

30代の転職では保有資格よりも実務経験が重要

転職を考えた時に、真っ先に資格取得を考える人も少なくないかもしれません。しかし、よっぽどの難関資格を取得した場合は別として、資格を取得して採用が有利になるというケースは基本的にはほとんどないと言って良いと思います。むしろ、「資格コレクター」のような印象を与えてしまって、評価を下げてしまう可能性もあります。採用担当者が重視しているのは保有資格の有無ではなく実務経験であるという大前提を理解した上で、自分がこれまでに積み上げてきた実績を魅力的に伝えることを心掛けていきましょう。

スキルの「掛け算」で年収は上がる──英語から逃げるのは勿体無い

一つひとつはありふれた要素だとしても、掛け合わせることによってそれらが大きな強みに変わる場合があります。その意味で、20代の転職と同様に、英語は30代の転職でも非常に重要なスキルと言えます。近年は、転職や昇進考査の条件にTOEICの点数が含まれるなど、ビジネスシーンでの英語の重要性が高まっており、楽天、ホンダ、ブリヂストンなど社内の英語公用語化が進んでいる企業も見受けられます。英語については、しっかりと勉強しておくことをおすすめしたいと思います。

新卒時の就職人気ランキングに惑わされない

30代になっても、新卒時の就職人気ランキングに影響されてしまう人がいます。しかし、学生時代の憧れの企業はあくまで学生による人気投票に過ぎません。ブランドの重要性は無視できませんが、ブランドに引きずられて、人生の主導権を失わないように注意しましょう。

自己投資を継続することが30代の転職を成功に導く

30代になると、自己投資を怠る人が増えてきますが、自分を磨き続けているかどうかは外見的な雰囲気に現れてくるものです。私の周囲を見渡していても、向上心を持って日々頑張っている人はキャリアアップに成功している場合が多いように思います。常に謙虚な姿勢を忘れずに自己研鑽を続けることを心掛けましょう。

30代におすすめの転職サイトを比較

上記を踏まえ、まず、30代におすすめの転職サイトをランキング形式で紹介していきます。

  • doda

    1つのサイトで全面的に転職をサポート

    doda(デューダ)は、大手・優良企業/完全週休二日/未経験者歓迎等の求人が豊富な転職サイト。運営元はパーソル。面接対策などの転職活動に必要なコンテンツも充実。企業からのスカウトやカウンセリング等、1つのサイトで全面的に転職をサポートしてくれる。「年収査定」「合格診断」「レジュメビルダー」「自己PR発掘診断」「キャリアタイプ診断」「転職タイプ診断」「モヤモヤ解消診断」などの診断・書類作成ツールも豊富に存在。

    総合評価91

    転職エージェント「dodaエージェント」
  • リクナビNEXT

    転自分では探せない「ぴったり」を抽出

    リクナビNEXT(リクナビネクスト)は、人材業界最大手の株式会社リクルートキャリアが運営する転職サイト。膨大な求人情報から自分だけでは見つけ出すことのできない「ぴったり」を抽出してくれることが大きな特徴。「気になる」を押した企業からの嬉しい誘いに加えて、場合によっては、思わぬ企業からダイレクトで応募の打診が来ることも。「グッドポイント診断」を活用すれば、自分自身の強み・弱みを発見することができる。

    総合評価91

    転職エージェント「リクルートエージェント」
  • ビズリーチ

    ハイクラス人材に特化した国内最大級の転職サイト

    ビズリーチは、管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職サイト。運営元はビジョナル株式会社。高年収の求人が豊富に用意されていることに加えて、優良企業や一流ヘッドハンターからビズリーチを通じてスカウトを受け取ることで、思いもよらない企業やポジションに出会えることが大きな特徴の一つである。

    総合評価88

    転職サイト「ビズリーチ」
  • マイナビ転職

    日本最大級の転職サイト

    マイナビ転職は、マイナビグループが運営する日本最大級の転職サイト。プロによる「履歴書添削」「面接ノウハウ」「WEBセミナー」等の転職サポートが非常に充実しており、企業担当者と直接話すことができる転職フェアも全国で開催している。また、無料のスキル診断サービス「hin+(ヒンタス)」を活用することで、これまで気づくことのできなかった自身の強みを知ることができる。

    総合評価87

    転職サイト「マイナビ転職」
  • CAREER CARVER

    厳選した優良なヘッドハンターが魅力

    CAREER CARVER(キャリアカーバー)は、人材業界最大手の株式会社リクルートキャリアが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト。ハイクラス・エグゼクティブ人材向けに、厳選した優良なヘッドハンターだけがサービスに登録していることが特徴。会員登録完了後はスカウトを待つだけでOK。担当コンサルタントは自分で選ぶことができる。

    総合評価87

    転職サイト「CAREER CARVER(キャリアカーバー)」
  • ミドルの転職

    30代・40代を中心とする「ミドル世代」向けの転職サイト

    ミドルの転職は、30代・40代を中心とする「ミドル世代」向けの転職サイト。運営元は、エン・ジャパン株式会社(東証一部上場)。ミドル世代向けの求人を国内最大規模で掲載しており、経営幹部・CxO・部長クラスの募集など年収1,000万円を超えるハイクラス求人も豊富。職務経験や保有スキルだけでなく、価値観や人間性を重視した精緻なマッチングが求められる30代・40代の転職を徹底サポートしてくれることが大きな特徴である。

    総合評価85

    転職サイト「ミドルの転職」
  • type

    充実感や成長を感じられる仕事探し

    typeは、ひとつ上を目指す人のためのキャリア転職サイト。運営元は、東証一部上場の株式会社キャリアデザインセンター。「スカウトメール」「AIによる求人提案」「精度の高い求人検索機能」「企業別の面接対策コンテンツ」等によって、満足度の高い転職の実現をサポートしてくれる。転職サイトの中ではナンバーワンのアクセス数を誇り、充実した転職関連コンテンツには定評がある。

    総合評価85

    転職サイト「type」

30代におすすめの転職エージェントを比較

次に、30代におすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介していきます。

  • dodaエージェント

    日本最大級の紹介実績を誇る転職エージェント

    日本最大級の紹介実績を誇る転職エージェント「dodaエージェント」。運営は、パーソルキャリア株式会社。非公開求人を含む10万件以上の求人からdodaの専門スタッフがぴったりの求人をご紹介。「自分にあった仕事がわからない」という場合に加え、「キャリアの選択肢を広げたい」という場合にも対応。また、履歴書・職務経歴書の書き方についてもサポートしてくれることが特徴。

    総合評価90

    転職エージェント「dodaエージェント」
  • リクルートエージェント

    転職支援実績No.1の転職支援サービス

    リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の転職支援サービス。実績豊富な転職エージェントが、業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人を紹介し、転職を成功に導いてくれる。また、提出書類の添削や面接対策に加え、独自に分析した業界・企業情報の提供などの転職サポートも充実している。

    総合評価90

    転職エージェント「リクルートエージェント」
  • マイナビエージェント

    完全無料で転職希望者の要望に沿った求人を紹介する転職エージェント

    マイナビエージェントは、完全無料で転職希望者の要望に沿った求人を紹介する転職エージェント。運営元は、株式会社マイナビ(東証一部上場)。「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」の実績に加え、マイナビグループが誇る豊富な求人情報でビジネスパーソンの転職を全力でサポート。各業界に精通した専任のアドバイザーが転職活動をサポートしてくれる点も大きな特徴である。

    総合評価87

    転職エージェント「マイナビエージェント」
  • パソナキャリア

    業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェント

    パソナキャリアは、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェント。運営元は、株式会社パソナ。2020年オリコン顧客満足度調査において、転職エージェントの分野で第1位に選出されている。求人件数は50,000件以上。転職後年収アップ率は67.1%を誇る。高い専門性を持つ専任のキャリアアドバイザーによる転職サポートが大きな特徴である。

    総合評価87

    転職エージェント「パソナキャリア」
  • type転職エージェント

    専任のキャリアアドバイザーが最適なキャリアを提案

    type転職エージェントは、ITエンジニア・営業職・企画職・ものづくり(メーカー)の求人・転職に強い転職エージェント。運営元は、株式会社キャリアデザインセンター(東証一部上場)。「納得感のある転職」を実現すべく、専任のキャリアアドバイザーが最適なキャリアを提案。また、無料の相談会やセミナーを毎週開催していることも特徴。

    総合評価87

    転職エージェント「type転職エージェント」
  • JACリクルートメント

    高年収層に特化した転職エージェント

    JAC Recruitment(ジェイエイシー リクルートメント)は、管理・専門職、ミドル・ハイクラスのための転職エージェント。運営元は、株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント(東証一部上場)。総勢約800名の業界・業種に精通した転職のプロフェッショナルが国内大手、外資系、海外進出企業への転職をサポート。また、国内大手、外資系、海外進出企業などの厳選求人を多数揃えている。

    総合評価87

    転職エージェント「JACリクルートメント」

最後に

30代で転職する可能性がゼロであったとしても、自分の市場価値を把握するために、転職サイト/転職エージェントには登録しておくべきだと考えています。実際、転職サイトのスカウトサービスに登録し、自分の経歴や希望条件を入力しておくと、興味を持った企業や転職エージェントからオファーが貰えたりで、自身の経歴に対する第三者の反応を知ることができます。また、転職エージェントに相談することもオススメです。相談は基本的には無料なので、一度、連絡してみると良いでしょう。転職を検討していない状況でも、転職エージェントと定期的に壁打ちをすることは個人的におすすめです。現役ビジネスパーソンの話を聞くことは、転職エージェントにとっても決して悪い話ではないですし、全く遠慮する必要はないと思います。ランチであれば、奢ってくれる場合も多いので、ランチがてら相談してみるというのも良いと思います。20代と同様、30代でも自己研鑽を続けることが重要です。「30代までガムシャラに頑張る必要はない」という意見もあるでしょうが、30代で自己研鑽を継続する人はかなり少なく、20代と同様に努力を継続することができれば、周囲のライバルに対して大きく差をつけることができると思います。人生100年時代においては、学び続けることの重要性がますます高まることは間違いありません。「いつでも転職できる自分」を目指し、30代前半のうちにキャリア資本を積み上げておくことをおすすめしたいと思います。

参考文献