公開日

2021/09/19

最終更新日

【徹底検証】転職エージェントとは?仕組みや利用方法、メリット・デメリットを整理

転職エージェントとは

転職エージェントとは、転職を検討中の求職者と採用企業の間で転職活動を支援する事業者のことです。求人の動向や転職アドバイスに秀でたキャリアコンサルタントが求職者の転職活動を親身になってサポートしてくれます。本記事では、転職エージェントの概要や利用方法、メリット・デメリットを整理していきます。

転職エージェントの概要

転職エージェントは、キャリアアドバイザーの立場からそれぞれの求職者に対して最適な求人を紹介してくれます。一人ひとりの求職者に対して専任の担当者が付き、様々なキャリア上の相談に乗ってくれることが特徴です。同時に、転職エージェントは企業に対して募集したい人材に求めるスキルや人物像などの条件面を確認した上で、求人情報として保有します。

このような形で、転職エージェントは求職者と企業の適切なマッチングの実現をサポートする役割を担います。ちなみに、求職者が無料で転職エージェントを利用できるのは、入社が決定したタイミングで企業から成果報酬を受け取るというビジネスモデルによるものです。

転職エージェントの役割

登録を完了したら、キャリアアドバイザーとの面談を実施します。面談で希望する転職先が決まったら、キャリアアドバイザーが求人の紹介や面談の調整などを通じて、内定・入社までのサポートを行ってくれます。転職エージェントの役割としては、「希望条件に合致した求人の紹介」「これまでのキャリアの棚卸し」「応募書類や面接対策」などが挙げられます。

希望条件に合致した求人の紹介

1つ目は、希望条件に合致した求人の紹介です。キャリアアドバイザーが求職者の希望条件に合致した最適な求人を紹介してくれます。実は、転職エージェントが保有している求人の多くは一般には公開されていない「非公開求人」です。もしかしたら、思ってもみなかった企業の求人を紹介してもらえるかもしれません。

これまでのキャリアの棚卸し

2つ目は、これまでのキャリアの棚卸しです。転職エージェントは求職者のこれまでのキャリアを踏まえ、キャリアの棚卸しをサポートしてくれます。キャリアの棚卸しを通じて発見された強みは、面接での自己PRにも生かすことができます。

応募書類や面接対策

3つ目は、応募書類や面接対策です。転職エージェントは履歴書や職務経歴書といった応募書類の書き方の相談にも対応してくれます。また、面接対策に不安がある場合は、面接で伝えるべきポイントについても客観的な視点でアドバイスしてもらえます。

転職エージェントのメリット

転職エージェントのメリットを整理します。

求職者に適した転職先を提案してくれる

1つ目は、求職者に適した転職先を提案してくれることです。転職エージェントを利用する最大のメリットは、非公開求人を含む求人情報の中から希望条件に合致した転職先を探してくれることです。非公開求人は転職エージェントに登録することで、閲覧・応募ができます。

プロにキャリア相談ができる

2つ目は、プロにキャリア相談ができることです。転職エージェントに登録すれば、転職のプロであるキャリアアドバイザーとの面談を通じて、自身のキャリアに関する相談に乗ってもらうことができます。求職者が抱える様々な悩みに対して、転職エージェントはプロの視点でアドバイスしてくれます。

応募書類の添削を受けられる

3つ目は、応募書類の添削が受けられることです。転職エージェントを利用すれば、応募書類の添削を受けることができます。独力で応募書類を作成するのは意外に難しいもので、上手く書けたつもりでも内容が不十分であったり、見せ方が適切でなかったりする場合があります。

面接対策ができる

4つ目は、面接対策ができることです。転職エージェントを利用する大きなメリットの一つとして、面接対策ができることが挙げられます。応募先企業に応じた面接対策を行うことができるので、内定の可能性を飛躍的に高めることができます。

企業とのやり取りを代行してくれる

5つ目は、企業とのやりとりを代行してくれることです。在職中に転職活動を行う場合、面接日程の調整等に手間取るケースがあります。特に複数の企業に応募する場合、各企業と並行してやり取りを行う必要があります。その点、転職エージェントを利用すれば、煩雑なやり取りを代行してもらうことができます。

内定後もサポートしてくれる

7つ目は、内定後もサポートしてくれることです。転職エージェントは、内定後の年収交渉や入社日の調整などについても代行してくれます。引き継ぎなどに手間取り、入社日が変わる場合でも担当者が企業側と交渉を行ってくれます。

転職エージェントのデメリット

転職エージェントのデメリットを整理します。

担当者のレベルにバラツキがある

1つ目は、担当者のレベルにバラツキがあることです。転職エージェントが提供するサービスの品質に満足できるかどうかは、担当者次第で変わりマます。場合によっては、経験不足の新人が担当者になってしまうこともありえます。また、ベテランの担当者だったとしても、人間的な相性の合わないキャリアアドバイザーに当たってしまうこともあると思います。その場合、転職活動がスムーズに進みにくいことがあるので注意が必要です。

自分なりのペースで転職活動を進めづらい

2つ目は、自分なりのペースで転職活動を進めづらいことです。転職エージェントの中には、やたらと頻繁に連絡を取ってきたり、強引に転職させようとしてくるキャリアアドバイザーも存在するようです。転職エージェントとしては、「出来るだけ早く転職して欲しい」というのが本音なので、自分なりのペースで転職活動を進めたい場合は、対応がやや面倒に感じられるかもしれません。

そもそも求人に応募できないケースがある

3つ目は、そもそも求人に応募できないケースがあることです。転職エージェントを利用したからといって、必ずしも希望する求人に応募できるわけではありません。というのも、転職エージェントは応募の前段階で社内選考を行い、応募者にスクリーニングをかけているからです。スキルが企業側の求める基準に満たない場合、断られることもあります。

担当者からの連絡が面倒な場合がある

4つ目は、担当者からの連絡が面倒な場合があることです。転職エージェントを利用すると、面談を行って希望条件のすり合わせを行ったり、随時くる連絡に対応したりする必要があります。自分一人で転職活動を進めるわけではないので、これらの工程が少々手間に感じられる人もいるでしょう。エージェントによっては、なるべく早く転職を決めてもらおうと頻繁に連絡してくることもあり、煩わしさを感じるかもしれません。

実質的なサポート期間が決まっている場合がある

5つ目は、実質的なサポート期間が決まっている場合があることです。転職エージェントの中には、無期限のサポートを謳ってはいるものの、3ヶ月を過ぎたあたりから対応を後回しにされるケースがあるようです。特に大手の転職エージェントの場合は、担当者の手が回っていないこともあって、長期的なサポートはあまり期待できません。状況に応じて、転職サイトを活用するのも良いでしょう。

転職エージェントと転職サイトの違い

転職エージェント転職サイトの違いを整理します。

求人数の豊富さ

1つ目は、求人数の豊富さです。

◆ 転職エージェント

転職エージェントは、一般には公開されていない非公開求人の情報を保有しています。非公開求人の中には、新規プロジェクトを任せるポジションがあるほか、公開求人よりも給与が高い良質な求人が揃っていることで知られています。

◆ 転職サイト

一方、転職サイトでは公開求人が掲載されており、転職エージェントよりも求人を豊富に保有しています。また、様々な企業の求人情報が掲載されているため、色々と勉強になることも多いと思います。

サポートの丁寧さ

2つ目は、サポートの丁寧さです。

◆ 転職エージェント

転職エージェントを利用すれば、非常に手厚いサポートを受けることができます。まず、キャリアアドバイザーが求職者のニーズをヒアリングし、最適な求人の紹介を行います。次に、応募書類の作成や面接対策などを実施し、内定獲得に向けたサポートを行います。さらに、面接日の調整や年収交渉なども行ってくれます。

◆ 転職サイト

転職サイトでは、キャリアアドバイザーがつくことは基本的にありません。が、自分なりのペースで転職活動を進めることができるというメリットがあります。

転職エージェントを利用したほうが良い人

様々なサポートを提供している転職エージェントですが、以下のような場合に特におすすめです。

会社に在職している場合

会社に在籍しながら転職活動をすると、仕事の忙しさで転職活動がスムーズに進みにくくなる場合があります。その点、転職エージェントを利用すれば、求人情報の検索や面接スケジュールの調整などを求職者に代わって行ってくれるので、スムーズに転職活動を進めることができます。

キャリアの棚卸ができていない場合

転職エージェントを活用すれば、これまでのキャリアの棚卸しを行ってくれるため、面接への不安を軽減することができます。

おすすめの転職エージェント

上記を踏まえ、おすすめの転職エージェントをいくつか紹介していきます。転職活動で悩むことがある場合、下記の転職エージェントに所属しているキャリアアドバイザーに相談すれば、解決の糸口を提供してくれるかもしれません。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の転職支援サービス。実績豊富な転職エージェントが業界最多の非公開求人から希望に沿った求人を紹介し、転職を成功に導いてくれることが特徴です。また、提出書類の添削や面接対策に加え、独自に分析した業界・企業情報の提供などの転職サポートも充実していることで知られています。転職エージェントを複数利用する場合でも、間違いなく登録しておくべき転職エージェントの一つと言って良いと思います。良い評判としては、「幅広い職種・業界の求人を保有している」「職務経歴書エディターで職務経歴書を簡単に作成できる」「Uターン転職にも強い」などが挙げられます。一方、悪い評判としては、「キャリアアドバイザーの対応に差がある」「希望条件に合わない求人を紹介されるケースがある」「サポート期間は3ヶ月限定」などが挙げられます。

dodaエージェント

日本最大級の紹介実績を誇ることで知られるdodaエージェント。運営はパーソルキャリア株式会社。非公開求人を含む10万件以上の求人から専門スタッフがぴったりの求人をご紹介。自分にあった仕事がわからない場合に加え、キャリアの選択肢を広げたいというケースにも対応。履歴書・職務経歴書の書き方についてもサポートしてくれることが特徴です。転職エージェントを複数利用する場合は、リクルートエージェントに加えてdodaエージェントに登録すべきであると個人的には考えています。良い評判としては、「求人数が豊富である」「doda年収査定で自分の市場価値を把握できる」「レジュメビルダーで簡単に職務経歴書を作成できる」などが挙げられます。一方、悪い評判としては、「求人の質が良くない場合がある」「キャリアアドバイザーのレベルにばらつきがある」「メール連絡がしつこい」などが挙げられます。

ビズリーチ

ビズリーチは、管理職や専門職、次世代リーダーなどの即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス向け転職サイト。運営元はビジョナル株式会社。高年収の求人が豊富に用意されていることに加えて、優良企業や一流ヘッドハンターからビズリーチを通じてスカウトを受け取ることで、思いもよらない企業やポジションに出会えることが大きな特徴の一つです。良い口コミとしては、「ハイクラス求人が豊富」「専門性の高いヘッドハンターが登録している」「自分と相性の合うヘッドハンターを選ぶことができる」などが挙げられます。一方、悪い口コミとしては、「無料で利用できる範囲がわずか」「的外れな求人メールが送られてくる」「ヘッドハンターからの連絡がしつこい」などが挙げられます。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、完全無料で転職希望者の要望に沿った求人を紹介する20代〜30代の転職に強い転職エージェント。運営は株式会社マイナビ(東証一部上場)。20代に信頼されている転職エージェントNo.1の実績に加え、マイナビグループが誇る豊富な求人情報が大きな強み。各業界に精通した専任のアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。営業職・技術系職種・金融関連専門職種に強いことも大きな特徴です。20代であれば、リクルートエージェントに加えてマイナビエージェントに登録することをおすすめします。良い口コミとしては、「20代の転職サポートに定評がある」「キャリアアドバイザーのサポートに熱意がある」「中小企業の求人が豊富」などが挙げられます。一方、悪い口コミとしては、「ハイクラス転職には向かないという意見も」「求人数はリクルートエージェントやdodaに劣る」「連絡の頻度が多すぎる場合がある」などが挙げられます。

キャリアカーバー

キャリアカーバーは、人材業界最大手の株式会社リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト。ハイクラス・エグゼクティブ人材向けに、厳選した優良なヘッドハンターだけがサービスに登録していることが特徴で、会員登録完了後はスカウトを待つだけでOK。担当コンサルタントは自分で選ぶことができます。ハイクラス転職を目指す方で、ビズリーチだけでは物足りないという方はキャリアカーバーにも登録してみると良いでしょう。良い口コミとしては、「ハイクラス求人が豊富」「優秀なヘッドハンターが多数登録している」「キャリアアドバイザーを自分で選ぶことができる」などが挙げられます。悪い口コミとしては、「急ぎの転職には不向き」「年収が低いと門前払いされる可能性がある」「ビズリーチに比べると求人数が少ない」などが挙げられます。

最後に

転職エージェントを利用するべきか迷っているなら、完全無料なのでまずは登録して気軽に相談してみると良いと思います。おすすめの転職エージェントについては、こちらのページを参照ください。

URL:https://www.findcareers.jp/tenshoku-agent/