・仕事を辞めたいけどこれって甘え？
・仕事を辞めたくなるのはいけないことなのかな
・転職したほうが良い場合とダメな場合がわからない

このように思っている人は多いでしょう。仕事を辞めたいけど甘えなのかがわからず、どうしたら良いのかわからない人は多いです。しかし、甘えだと思っていつまでも我慢して働き続けていても良いことは1つもありません。そこでこの記事では、どのような場合は仕事を辞めたほうが良いのかをご紹介します。この記事を読むことで、今の自分は転職すべきかどうかがわかります。仕事を辞めたいと少しでも悩んでいる人はぜひ参考にして下さい。

仕事を辞めたいのは甘えになる？

仕事を辞めたいことが甘えになるかどうかは、自身がどれだけ真剣に仕事に向き合ったかによります。自分がしっかりと仕事に向き合い、改善や努力などやれることをやった結果、それでも辞めたいと感じたのであれば仕方のないことだと言えるでしょう。しかし、あまり努力もせずに、大した理由もなく仕事がめんどくさくなったから辞めたいなどと考えている場合は、一般的にみてもわがままだと言えます。以上のように、自分の状況やおこなった行動などにより甘えかどうかは変わってくるため、一概には仕事を辞めるイコール甘えとは言えません。また、甘えとは言えない場合とは以下のようなことがあります。

将来への不安

将来への不安により会社を変えたほうが良いのではないかと思うことは、誰しもがあることです。とくに業績の下がっている企業や、コロナウイルスによる影響を直接受けているような業界の場合、不安になることは仕方のないことでしょう。自分の思い描いているビジョン通りにいかない場合、転職を考えてみるのも1つの手です。

労働環境への不満

労働環境があまりにも悪いと、仕事を辞めたいと思うことはあるでしょう。長時間労働やパワハラ、人間関係など様々な不満はでてきます。このような場合は辞めたいと思うことを甘えとは言いがたいでしょう。

仕事を辞めたくなる理由は辛さや嫌な思いからある

そもそも仕事を辞めたいと思うのは仕事への辛さや、嫌な思いをしたりといったことが原因となることがほとんどです。ここでは、仕事を辞めたくなる理由をご紹介します。

上司や同僚などの人間関係

人間関係で仕事が嫌だと感じる人は最も多いです。上司に嫌だと感じるポイントとしては、パワハラや上司の能力の低さ、指示の不透明さがあるようです。上司というのは必ずしも関わりあいをもたなければならない存在のため、馬が合わなかったり、やたらと高圧的な態度を取られると会社にいくこと自体が嫌になってしまうことが多いでしょう。あまりにも精神的に追い込まれる場合は、会社の相談センターに相談してみたり、もっと上の役職の人に事情を説明して部署移動するなどの対策が必要となります。また、同僚とうまくいかないという人も非常に多いです。話が合わなかったり、自分だけ仲間はずれにされているような気持ちになる人も多く、社内に居場所を感じないことがあります。本人のコミュニケーション能力が問題の場合もありますが、入社した時期などによってはそもそも溶け込みにくい環境が出来上がってしまっている可能性もあるでしょう。人間関係をあまり重要視せず、黙々と仕事をするタイプの人なら良いですが、人と話すことがストレス発散になるような人にとっては、仕事が嫌になる原因となってしまいます。

残業や休日出勤が多い

残業や休日出勤が多いと、精神的にも肉体的にも疲れてしまい、仕事が嫌だと感じてしまうことがあります。特に近年ではワークライフバランスを重要視する人が多く、このようなプライベートを削られることを嫌う人は多いです。また、残業や休日出勤が多いことにより、疲れもとれにくくなりますし、終わりがみえないようで精神的に嫌になってしまう人も多いでしょう。特に体力的に自信がない人や、プライベートでの時間を大切にしたい人は、毎日のように残業に怯えることとなってしまいます。

ノルマや納期などのプレッシャー

厳しいノルマや納期があると、プレッシャーを感じてしまうものです。毎月のように達成できないようなノルマや納期があると、毎日精神的に追い込まれて辛くなってしまうでしょう。ノルマや納期によりストレスを感じやすい人の特徴は自分に自信がない人やプライドが高い人・人の頼みを断れない人に多い傾向があります。仕事によるプレッシャーによって長い期間ストレスを感じると、精神的に病んでしまったり、まともな判断ができなくなってしまう可能性があります。そうなる前に誰かに相談したり、ストレス発散をして気持ちを楽にすることが大切です。ノルマや納期というものは、大半のビジネスマンにとっては切っても切れない関係のため、上手に付き合っていく必要があります。

評価してもらえない

「自分はこんなに頑張っているのに」「あの人ばかり評価されて」などと、自分に対する評価がないことで仕事が嫌になってしまうことがあります。周りの評価を気にしないと思っている人であっても、実際のところは多少なりとも気にしている人は実は多いです。仮に周りの人よりも多くの作業量をこなしたり、実績を出していても、自分よりできていない人のほうが評価されることもあるでしょう。会社により評価をするポイントは違い、もしかしたらあなたがそこに到達していないための場合もあります。しかし、なにが正解か、評価基準なのかも明確にしてくれない状態で作業をひたすら頑張ることはとても辛く、会社が嫌になってしまう原因となるでしょう。

仕事がつまらない

仕事にやりがいや面白みを感じない場合、仕事が嫌だと感じることが多くなります。また、単純作業ばかりでつまらない上に、自身のスキルが全く上がらないような内容の場合、将来的に転職する場合に苦労することとなるでしょう。このような仕事の場合は、早めに対策をとり転職も視野に入れたほうが良いです。

会社の将来性が不安

会社の将来性が不安で、頑張っても意味がないのではないかと思ってしまうことがあります。業績が下がっていたり、周りの意欲が低下している、成功事例が少ないなどという環境ですと、会社に頼ることが怖くなってしまうでしょう。明るい未来がみえない会社の場合、毎日を頑張るのがバカらしくなってしまい、仕事にいくのが嫌になってしまう人も多いです。

仕事内容がつらい

仕事の内容が、クレーム対応が多かったり肉体労働が多かったりなどの原因でつらい・しんどいと感じることがあります。しかし、同じ仕事をしている職場では、みんな同じ思いをしているためなかなか口には出しにくいものです。内容そのものがつらくても、溜め込んでしまうことにより段々なにがつらいのかわからなくなる人もいるでしょう。

スキルが足りていない

自身の仕事に対するスキルが足りていないと、働いているのがしんどく感じます。また、仕事内容が変わったり部署移動があったりなどにより、今まではできていたのに突然自身のレベルが下がってしまったと感じる人もいるでしょう。能力やスキルが追い付いていないと、仕事をしんどいと感じて嫌になってしまいます。

自分に自信がない

仕事へがどれだけできているかに関係なく、自信のない人はしんどく感じることが多いです。自分自身のことを敬ったり褒めたりすることができれば良いのですが、上記のような人はなかなか認めることができないでしょう。

仕事を辞めないほうが良いパターンも紹介

辞めたほうが良いパターンがあること同様、当然辞めないほうが良い場合もあります。では、どのような場合は辞めないほうが良いのかを以下でご紹介します。

嫌な部分よりも良い部分のほうが多い

仕事を辞めたい理由があるなかで、それでも今の仕事で気に入っているポイントのほうが多い場合は、下手に転職をすることはおすすめできません。良い部分が多いのに転職した場合、次の職場ではその良い部分がなくなってしまい、余計に仕事が辛くなってしまうということがあるでしょう。そのため、特に人間関係が凄く満足しているなどの求人表からは読み取れない部分に関しては慎重に考えて決めたほうが良いです。

自分が改善できる内容

会社を辞めたい理由が、自信の改善によってどうにかなりそうであれば、まずは改善する努力をしてみましょう。例えば、朝が早くてつらい場合、夜寝る時間を改善して問題なく朝が起きられるようにしたり、コミュニケーションが上手くとれないけど意外と話しかけにいったら仲良くなれる、などです。辛いと感じているポイントが、自分の努力で改善できそうな内容であれば、まずは頑張ってみることを考えてみるのも大切です。

やりがいを感じている

仕事に辞めたいと思う理由があったとしても、業務内容自体にはやりがいを感じている場合は、すぐに転職を考えるのはあまり良くないです。同じ業界や職種に転職したとしても、今と同じような仕事ができるという保証はありません。そのため、いまの仕事が天職という可能性も十分にあるでしょう。やりたいことを仕事にできることはそうそうあるものではないので、上記のような場合は踏みとどまって一度考え直してみたほうが良いです。

【最新版】おすすめの転職エージェント

おすすめの転職エージェント（最新版）を整理します。

リクルートエージェント

国内有数の転職エージェントとして知られるリクルートエージェントは、業界トップクラスの求人数を誇ることで知られています。過去45万人以上の転職成功実績をもとに、プロのキャリアアドバイザーが履歴書／職務経歴書などの書類添削や面接対策まで徹底対策してくれます。国内最大級の転職エージェントということもあって、拠点の数も多いので、地方在住の方でも安心して利用することができます。

dodaエージェント

パーソルキャリア（旧：インテリジェンス）が手掛ける「dodaエージェント」は、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」と並んで国内最大級の転職エージェントとして知られています。約10万件の求人情報から求職者の希望にマッチした求人をプロのキャリアアドバイザーが紹介してくれます。「何から始めれば良いかわからない」「自分の強みがわからない」といった悩みがある場合は、登録してみると良いでしょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」の実績とマイナビグループが誇る豊かな求人情報を強みとする転職エージェント。マイナビエージェント経由でしか応募することができない独占求人の数も多いので、一度、登録してみると良いでしょう。

パソナキャリア

パソナキャリアは、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェント。運営は株式会社パソナ（東証一部上場）。オリコン顧客満足度調査第1位に選出されている。求人件数は5万件以上。転職後の年収アップ率は67.1%を誇る。高い専門性を備えた専任の転職エージェントによる転職サポートが魅力。

【最新版】おすすめの転職サイト

おすすめの転職サイト（最新版）を整理します。

リクルートダイレクトスカウト（旧：キャリアカーバー）

リクルートダイレクトスカウト（旧：キャリアカーバー）は、人材業界最大手の株式会社リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト。ハイクラス・エグゼクティブ人材向けに、厳選した優良なヘッドハンターだけがサービスに登録していることが特徴。会員登録完了後はスカウトを待つだけでOK。担当コンサルタントは自分で選ぶことができる。

ビズリーチ

ビズリーチは、管理職や専門職、次世代リーダーなどの即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職サイト。運営元はビジョナル株式会社。高年収の求人が豊富に用意されていることに加えて、優良企業や一流ヘッドハンターからビズリーチを通じてスカウトを受け取ることで、思いもよらない企業やポジションに出会えることが大きな特徴の一つである。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、管理・専門職、ミドル・ハイクラスのための転職エージェント。運営は株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント（東証一部上場）。約800名のプロフェッショナルが転職をサポート。また、国内大手、外資系、海外進出企業などの厳選求人を多数揃えていることが特徴である。

アサイン

アサインは、コンサルティングファームをはじめとして、経営企画や事業開発、営業職などのハイエンド向け転職支援サービスを展開している。運営は株式会社アサイン。確かな実績をもつキャリアアドバイザーと日本初のAIキャリアシミュレーション「VIEW」で求職者のキャリアを徹底サポートしてくれる。特に20代～30代のハイエンド転職に強い。

doda X（旧：iX転職）

doda Xは、パーソルキャリア株式会社が運営するハイクラス向けの転職サイト。年収1,000万円以上の非公開求人を多数取り扱っていることが特徴の一つ。厳選されたヘッドハンターがキャリアの選択肢を適切に提案してくれる。また、「クラウドキャリアコーチ」を活用すれば、第三者との対話を通じてキャリアに関する悩みを解消することができる。

AMBI

AMBIは、株式会社エンジャパンが運営する若手ハイクラス人材向けの転職サイト。年収500万円以上の案件が多数。職務経歴書を元にした三段階評価によって、選考通過の可能性がわかることが大きな特徴。登録しておけば職務経歴書を見た企業やヘッドハンターからスカウトを受け取ることができる。

最後に

仕事を辞めたいと思う人は多く、甘えにものもあればそうではないものもあります。近年は転職する人も多く、年齢層も高いところでは50代なども多くみられるでしょう。転職が当たり前のような時代だからこそ、自分が転職をしたいと思った場合に甘えかもと思って踏み留まることができることによって、甘えで辞めてしまった人よりも得られるものは大きいです。しかし、全てを我慢していては自分の心や身体が耐えられないことも当然あります。あまりにもつらかったり、しんどかったりなど仕事が嫌になってしまった場合は、転職エージェントに相談してみるのも1つの手でしょう。しっかり考えてその先を決めることによって、社会人生活の良し悪しは大きく変わります。

Photo by Med Badr Chemmaoui on Unsplash