「dodaエージェント」と並んで求人数や転職支援実績の豊富さで国内有数の転職エージェントとして知られる「リクルートエージェント」。本記事では、リクルートエージェントの評判・口コミに加えて、面談から退会までの流れを整理します。
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リクルートエージェントの基本情報
リクルートエージェントの基本情報については、以下の通り。
求人情報 |
公開求人96,083件/非公開求人108,138 |
非公開求人 | あり |
直接面談 |
あり |
履歴書添削 | あり |
面接対策 | あり |
形態 | エージェント型 |
対象エリア | 全国 |
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リクルートエージェントのメリット
まず、「リクルートエージェント」のメリットについて見ていきたいと思います。
求人数が業界トップクラス
1つ目のメリットは、求人数が業界トップクラスであることです。「リクルートエージェント」は、業界トップクラスの豊富な求人数を誇る転職エージェントとして知られています。実際、求人数については、2020年12月4日時点において、公開求人103,499件/非公開求人119,548件と公式HPには記載されています。
他の転職エージェントの求人数についてですが、「dodaエージェント」の場合は「非公開求人を含む約10万件の求人の中からあなたの希望や適性に合った求人をご紹介します」という記載があるように、「リクルートエージェント」の方が求人数は多いことがわかります。
求人数の豊富さというのは、転職エージェントを選ぶ際に考慮すべき要素の一つに過ぎませんが、他の転職エージェントに登録してみたものの、満足できる水準の求人にまだ出会えていないという場合は、「リクルートエージェント」に登録してみると良いかもしれません。
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全業種/職種の求人が揃っている
2つ目のメリットは、全業界/全職種の求人が揃っていることです。「リクルートエージェント」では、他の転職エージェントではカバーしていないような珍しい職種の求人も取り扱っています。例えば、「職種を選択」で「その他」を選択すると、非常に珍しい職種がヒットします。
上記の通り、「教師・講師・インストラクター」「教室長・教室運営・学校運営」「教材開発」「翻訳・通訳」「テクニカルライター」「介護士」「調理師・パティシエ」「農林・水産・酪農」「ドライバー」「生産ライン・製造オペレーター」「土木・建設作業員」「警備員・自衛官・消防士・警察官」「ホテル・CA・ネイリスト」といった珍しい求人がヒットします。
転職エージェントに登録したものの、希望する業種/職種が珍しい業種/職種で、なかなか良い求人が見つからない場合は、「リクルートエージェント」に登録してみると良いでしょう。それでも「良いな」と思う求人が見つからない場合は、特化型の転職エージェントに当たってみると良いでしょう。
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幅広い地域に対応している
3つ目のメリットは、幅広い地域に対応していることです。転職エージェントの中には、拠点が存在している一部の地域のみでしかサービスを展開していないケースも少なくありません。例えば、「type転職エージェント」の場合は、公式HPに「一都三県の求人・転職に強い」と記載があるように、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県での求人紹介がメインとなります。その一方で、「リクルートエージェント」の場合は、対応している拠点数が多いこともあって、地方や海外の求人情報についても豊富に取り扱っています。実際、下記の通り、希望勤務地のカーソルをクリックしてみると、47都道府県に加えて、北米、欧州、東アジア、東南アジア、他アジア、太平洋・オセアニア、南米、アフリカ、その他海外という記載があることが見て取れます。
まずは登録してみた上で、自分が希望する地域にどれくらいの量の求人数が用意されているのかを確認してみると良いと思います。
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書類添削/面接対策が充実
4つ目のメリットは、書類添削/面接対策が充実していることです。「リクルートエージェント」では、過去45万人以上の転職支援実績をもとに、履歴書/職務経歴書などの書類添削や面接対策を徹底サポートしてくれます。
これは、「リクナビNEXT」のような転職サイトでは得ることができない転職エージェントならではのメリットです。特に、はじめての転職だったり未経験の業種/職種への転職を目指す場合は、「リクルートエージェント」のような転職エージェントを利用することを個人的にはおすすめしています。
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年収交渉に積極的に対応
5つ目のメリットは、年収交渉に積極的に対応してくれることです。転職エージェントの提供価値の一つとして、年収交渉を積極的に行ってくれることが挙げられます。「リクルートエージェント」のキャリアアドバイザーは交渉力に定評があることで知られており、内定後に実施する年収交渉次第では、数十万〜数百万円の年収アップが実現することも珍しくないようです。もちろん、キャリアアドバイザーの能力にはバラツキがありますし、百発百中で年収交渉が成功する訳ではありませんが、他社のキャリアアドバイザーに比べて積極的に年収交渉してくれるのは特筆すべきポイントであると言えるでしょう。
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リクルートエージェントのデメリット
次に、「リクルートエージェント」のデメリットについて見ていきたいと思います。
キャリアアドバイザーに当たり外れがある
1つ目のデメリットは、キャリアアドバイザーに当たり外れがあることです。大手の転職エージェントの場合、規模が大きい分、キャリアアドバイザーのレベルにどうしてもバラツキが出てきてしまい、結果、当たり外れがあると求職者が感じてしまうケースがあるようです。仮に、相性の悪い担当者に当たってしまったと感じた場合は、担当者の変更を申し出るという選択肢もありますし、最悪、「dodaエージェント」「マイナビエージェント」別の転職エージェントを検討してみるのも良いかと思います。
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求職者の見極めが早い場合がある
2つ目のデメリットは、求職者の見極めが早い場合があることです。「リクルートエージェント」は非常に人気のある転職エージェントであるため、他の転職エージェントと比べると、一人のキャリアアドバイザーが担当する求職者の数も多くなる傾向があります。そのため、求職者の見極めが他の転職エージェントと比べると、早い場合があるようです。
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内定辞退の際に引き止めが入る場合がある
3つ目のデメリットは、内定辞退の際に引き止めが入るケースがあることです。「リクルートエージェント」経由で面接を受けて、内定辞退に至る場合、しつこく具体的な理由を聞かれるというケースがあるようです。
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リクルートエージェントの登録から応募までの流れ
「リクルートエージェント」に登録してから求人に応募するまでの大まかな流れについては、下記の通りです。
- 会員登録
- キャリアアドバイザーとの面談
- 求人の紹介・応募
- 企業との面接
会員登録
まずは、「リクルートエージェント」の公式HPにアクセスし、「転職支援サービスお申込み(無料)」から各項目を入力します。
その後、メールもしくは電話で「リクルートエージェント」の担当者の方から登録完了の連絡が届くので、このタイミングで面談の日程を決定します。ちなみに、対面での面談が難しい場合は、オンライン面談も可能です。
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キャリアアドバイザーとの面談
面談の日程を決めたら、最寄りのオフィスを訪問し、担当者と実際に面談をします。面談では、担当者に現在の状況と希望する求人イメージを伝え、条件にあった求人を紹介してもらいます。本番の面接ではなく、あくまでもカジュアルな面談なので、些細な仕事の悩みなども含め、担当者の方に気軽に相談すると良いと思います。ちなみに、履歴書と職務経歴書を用意しておけば、より生産的な面談が可能になります。面談日までに忘れずに作成しておくことを心掛けましょう。
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求人の紹介・応募
面談の場でいくつかの求人を紹介してもらえますが、面談終了後に条件に合った求人が見つかった場合は、電話もしくはメールで求人情報を受け取ることができます。電話がかかってくることを避けたい場合は、事前に担当者の方に対して、「求人紹介はメールでお願いします」と伝えておくと良いでしょう。「良いな」と思う求人が見つかり次第、求人に応募しますが、面接の日程調整などはすべてキャリアアドバイザーにお任せで大丈夫です。応募書類の作成や面接の対策についても、担当者が熱心にサポートしてくれるので、不安なく転職活動を進めることができます。
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企業との面接
応募が完了次第、面接を実施します。「リクルートエージェント」では、希望すれば、事前の面接対策を行ってくれます。しっかりと練習しておくことで、緊張せずに面接に臨むことができると思います。面接が終了したら、キャリアアドバイザー経由で合否の連絡が届きます。連絡手段は、電話もしくはメールが多いです。仮に今回の面接を通過できなくても、企業からのフィードバックをキャリアアドバイザー経由で貰うことができるので、次の面接に向けて生かすことができます。
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リクルートエージェントの評判・口コミ【Twitter】
「リクルートエージェント」の評判・口コミ【Twitter】を「良い評判・口コミ」「悪い評判・口コミ」に分類した上で紹介していきます。
良い評判・口コミ
案件数が桁違いに多い
リクルートエージェント
・メリット
案件数が桁違いに多い
大企業多め
応募が楽
担当が一人ついてくれ最後まで並走
ウェブやアプリから応募企業や、進行状況確認可・デメリット
経理の詳しい業務にはそこまで詳しくない印象— 多崎_USCPA受験 (@TazakiUSCPA) May 2, 2019
「選択肢を増やすこと」が価値
こんにちは。
リクルートエージェントの価値は、「選択肢を増やす」ことだと思ってます。具体的には「大量の求人情報を提供。あとはあなたが決めてね」というスタンス。
これはこれで価値だと思います。きっと彼ら(上層部)は分かっててやってるのではないでしょうか。
個人的には好きでないですが。— 竹内博和@地方創生を願う人材紹介/顧客の企業理念の実現が当社の理念/(株)懸け橋代表 (@Career_Tuning) May 20, 2019
無料で手厚いサービスを受けられる
転職活動始めたのだけれど、
リクルートエージェントの担当者さんが
凄く良くしてくれて、
無料でこんなに手厚いサービス受けて
本当に良いのかなーって思ってる!— firmacent (@Shinnosuke_1991) August 23, 2017
真摯に話を聞き、本気で応援してくれた
公務員からフリーランスとかいう謎転職でも、真摯に話を聞いてくれて、本気で応援してくれたリクルートエージェントの担当者さん。
仕事ってのもあるかもだけど、真剣に考えてることを鼓舞してくれる人ってなかなかいない。
彼には本当に感謝してます。
— からすけ太郎 (@superjagabee) April 12, 2019
キャリアインタビュアーが親切だった
つい三日前、転職のためにリクルートエージェントへ面談しにいった所ですが、キャリアインタビュアーっていう、こちらの強みを聞き出してまとめてくれる面接官のかたが親切でしたよ。希望の会社へ面談の電話をかけてくれたり、決まったけれど断りたいってんなら担当の人が代わりに連絡してくれたりとか
— Kuranosuke.Tatsuhuku (@ta_kuranosuke) May 10, 2019
履歴書も職務経歴書もすぐできた
リクルートエージェントと転職活動進めてるんだけど、履歴書も職務経歴書もすぐできてしまった…自己肯定感高いのが役に立ったぜ…私を採用するといかにお得か、見逃すとどんなにもったいないか、こんなこともあんなこともできるよ!?って恥ずかしげもなく書けるからな。自己PRの欄はノー修正だった。
— ほっぴー@困ったら馬油 (@hoppeta_pampam) August 27, 2020
悪い評判・口コミ
自己都合の求人を押し付けてくる
転職エージェントとかの助けが欲しいなと思うけど、以前使ってみたリクルートエージェントが1mmも役に立たないというか、変な返事の仕方してたり「要らないです」って言ったのに向こうが推したいだけの業界の求人ばかり出して来たりで信用がね……
— Wren 反逆家×音楽屋×創作人 (@WrenRD) July 2, 2020
望んでない求人ばかりを投げつけてきた
望んでない求人ばかりを投げつけて来たから全拒否したら案件寄越さなくなった所ありましたね。
リクルートエージェントって会社ですけど。私ゃあそこは全く信用しない。
— やた (@yata_3) March 24, 2019
転職を急かしてくるエージェントも
リクルートエージェントはエージェントによるんだと思ってるけど、ビジネス感すごくて凄い急かしてくるから嫌い。
— ささきさん@がんばらない⛩ (@LakgSdk) May 19, 2019
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リクルートエージェントの評判・口コミ【オンライン調査】
「リクルートエージェント」の評判・口コミ【オンライン調査】を「良い評判・口コミ」「悪い評判・口コミ」に分類した上で紹介していきます。
良い評判・口コミ
キャリアアップを目指す人に向いている
実際に使ってみてキャリアアップを目指す人に向いている転職エージェントだと感じました。同職種に転職希望である程度キャリアがある人の場合は、条件の良い求人を見つけることができると思います。サイト内に退職の仕方など、転職するのに必要な情報が揃っているのも良かったです。(男性・30代)
熱心に転職市場の話をしてくれた
良い求人があったら動こうかなという軽い気持ちで登録してみました。コンサルタントの方は熱心に転職市場の話をしてくれて、非常に有益でした。どのようなキャリアを積めばステップアップが可能なのかを理解することができ、モチベーションが高まりました。(女性・30代)
非常に多くの求人を紹介してくれた
希望年収を高めに設定していたため、他の転職エージェントでは仕事を紹介されないこともあったのですが、リクルートエージェントの場合は、業界No,1ということだけあって、非常に多くの求人を紹介してくれました。(男性・30代)
アドバイザーが優秀だった
面談では私の話の意図をしっかり把握してくれました。かなり優秀なキャリアアドバイザーの方だったと思います。(男性・30代)
悪い評判・口コミ
希望に合わない求人を紹介された
自分の希望に合わない求人を紹介されてしまいました。やや転職エージェント側の都合で求人を紹介しているような印象を持ちました。(男性・20代)
高圧的なキャリアアドバイザーだった
キャリアアドバイザーが高圧的でした。上から目線でおまけにタメ口混じり。リクルートエージェントはキャリアアドバイザー次第なところがあります。少しでも違和感を感じたら担当者の変更を申し出るべきだと思います。(男性・30代)
応募を急かされた
もう少し吟味してから求人に応募したかったのに、キャリアアドバイザーに応募を急かされてしまいました。やや自己都合な提案に見えてしまいました。(女性・30代)
ハイクラス人材以外は雑な扱い
まず、求人内容をきちんと説明してくれません。彼らが力を入れるハイクラス人材以外は雑な扱いで困ります。(男性・30代)
登録すらさせてもらえなかった
登録して2週間でいきなりにメールが来て、高卒では求人情報の提供が難しい状況と言われました。登録もさせて貰えないのかと残念な気持ちになりました。(男性・30代)
面談すらさせてもらえなかった
キャリアカウンセラーと思われる方からメールが来ました。私に合う求人は現在なく、「マッチする求人が見つかり次第、連絡します。リクナビネクストもあわせてご活用ください。弊社の求人以上にリクナビネクストには多数の企業の掲載がございます」と言われてしまい、キャリアカウンセラーと面談すらさせてもらえませんでした。こんなひどい会社とは思わなかったです。(男性・40代)
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リクルートエージェントに関するQ&A
最後に、「リクルートエージェント」に関するQ&Aを整理しておきます。
リクルートエージェントのログイン方法は?
「リクルートエージェント」にログインするには、登録者専用サイトであるPersonal Desktopからログインします。
ログインできない場合は、こちらのヘルプページを参照のこと。
リクルートエージェントの面談に事前準備は必要?
面談の時間を有意義に過ごすために、事前準備をしておくことをおすすめします。
履歴書や職務経歴書を事前に送付しておく
履歴書や職務経歴書は面談前に担当者に事前に送っておきましょう。経歴などを事前に把握してもらうことで、説明の手間を省くことができ、スムーズに面談を進めることができます。
希望条件や転職に求めるものも事前に伝えておく
希望条件や将来ビジョンを面談前に伝えておくと、希望にマッチした求人を面談当日に紹介してもらえる可能性が高まります。実際の求人票を見ながら相談ができるので、具体的な条件のすり合わせがやりやすくなります。
リクルートエージェントとの面談に必要な持ち物は?
持ち物は基本的には必要ありません。指定される場合は、履歴書、職務経歴書、写真、筆記用具が多いです。また、面談当日に求人票や資料一式を渡されることがあるため、A4の書類が入る大きさのカバンとクリアファイルを持参すると良いでしょう。求人票や書類を入れる封筒を転職エージェントから貰えるケースもあります。
リクルートエージェントとの面談場所は?
多くの転職エージェントの社内には面談用の個室が用意されています。できるだけリラックスして相談ができるように配慮されており、周囲を気にせずに安心して相談することができます。地方在住で面談場所に足を運ぶことが難しい場合は、対面ではなく電話面談になることもあります。電話面談の場合は、履歴書や職務経歴書を手元に置いておきながら面談を進めると良いと思います。「リクルートエージェント」では、面談用の専用ブースが用意されており、業界知識の豊富なキャリアアドバイザーが面談を通じて親身に相談に乗ってくれることが特徴です。
リクルートエージェントの新井香奈さんって?
実態は定かではありませんが、「リクルートエージェント」の面談予約担当者ではないかとされています。リクルートエージェントでは、登録後、個別にキャリアアドバイザーがつくまでにメールのやり取りを行います。「キャリアアドバイザーからの面談連絡に返信しないでいたら新井香奈さんからメールが届いた」という声もあり、転職可能性が低いと判断されている求職者に対しては新井香奈さんから連絡がやって来る仕組みになっている可能性があります。
言いにくい転職理由の場合は、どう伝えれば良い?
言いにくい転職理由の場合も、転職エージェントには包み隠さず事実を伝えましょう。それによってより良いサポートを受けることができる可能性が高まるためです。
アピール材料がない場合はどうしたら良い?
堂々と面接で伝えられるような輝かしいアピール材料を持っていない場合でも、率直に転職エージェントに相談することで、企業へのアピール方法を一緒に考えてくれます。
リクルートエージェントでひどい担当者に遭遇した場合、どうすれば良いですか?
担当者の変更を依頼すると良いでしょう。それでも担当者との相性が良くない場合は、退会を検討すると良いでしょう。
リクルートエージェントの退会方法は?
リクルートエージェントの退会方法についてはこちらのページ「転職支援サービスの退会(キャンセル)」をご覧ください。
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最後に
今回の記事は以上となります。「リクルートエージェント」は、圧倒的な紹介実績を誇る国内有数の転職エージェントとして知られていますが、大手であるがゆえに、どうしてもキャリアアドバイザーに当たり外れがある場合があります。そのため、転職エージェントに登録する際には、「リクルートエージェント」だけでなく「dodaエージェント」や「ビズリーチ」にも併せて登録することをおすすめします。
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