30代で転職を検討している方の中には、年齢面で転職活動に不安を感じる方や、どのようにすればうまくいくのか悩む方も少なくないはずです。30代と一括りでいっても、30代前半と後半でも転職事情が異なります。例えば、30代前半であれば、転職市場において20代と同様の扱いを受けられることもあります。一方、30代後半になると、即戦力として働けるスキルを有しているかが重要なポイントです。そのため、転職で成功するためには自分の年齢に合った対策が不可欠と言えるでしょう。そこで本記事では、30代で転職するメリットや30代転職で求められる経験・資質、転職のポイントやおすすめの業界などについて解説します。その上で、おすすめ転職サービスを総合型、ハイクラス、女性、フリーター別にそれぞれピックアップしますので、ぜひ参考にしてください。
30代におすすめの転職サイト・エージェントをピックアップ!
種別 | 転職エージェント・サイト | 特長 |
総合型 | 求人案件数・転職成功実績数国内No.1 | |
ハイクラス | 年収800万円以上のハイクラス求人が多い | |
女性 | 18年の長きに渡るノウハウがある | |
フリーター | 非正規雇用者が応募しやすい企業を掲載 |
30代で転職するメリット
30代で転職するメリットは次の2つ。
- 年収アップが狙える
- 未経験業界・業種への転職が狙える
それぞれ詳しく解説するので、転職に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
年収アップが狙える
30代で転職するメリットとして、スキルや実績によっては、年収アップが見込めることがあります。例えば、新卒では入れなかった大手企業に実績が評価されて入社できることも。中小企業から大手企業に転職できれば、月収やボーナスなどがアップする可能性が高いので嬉しいですよね。また、大手企業での勤務経験や実績をアピールポイントにして、中小企業やベンチャー企業のマネジメント的立場に転職する方も少なくありません。知らない人も多いですが、大手企業から中小企業・ベンチャー企業の管理職や経営層に就任することで、大手企業で働くよりも年収が高くなることもあるのです。
未経験業界・業種への転職が狙える
少子高齢化や労働人口の減少が問題になっている昨今、企業によっては30代はまだまだ若手。そのため30代であっても、未経験の業界や業種への転職が狙えます。特に、30代前半であれば未経験の業界・業種であっても、ポテンシャルの高さや意欲、志望理由が評価されて採用されるケースも珍しくありません。とはいえ未経験の業界や業種への転職は年齢が上がるにつれて難しくなるため、興味のある業界がある方は30代の早めのうちに転職を試みることをおすすめします。
30代転職で求められる経験・資質
30代転職で求められる経験・資質は次の5つ。
- 即戦力としてのスキル
- リーダーシップ
- 協調性
- 適応力
- 謙虚さ
それぞれ詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
① 即戦力としてのスキル
20代であれば、即戦力として働くスキルがなかったとしても、これからの成長を見越して採用されるケースが多いです。企業は入社後にイチから指導することを前提としているため、採用選考の時点では、即戦力として働けるスキルを有しているかはさほど問われません。一方、30代になると、即戦力として活躍できるかも採用選考における一つのポイントになります。最近では、ポテンシャルや意欲を重視する企業が増えているものの、30代には業務に直結するスキルやさまざまな経験を有していることを前提としている企業が多いです。
② リーダーシップ
30代は中間管理職の立場を任されたり、多くの後輩ができたりする年代でもあります。後輩の面倒を見たり、プロジェクトやチームをリードすることも求められるため、必要なスキルだけではなく、リーダーシップ力や人間力も重要な評価項目です。リーダーシップ経験やマネジメント経験を面接時に伝えられると、高い評価を得られるでしょう。
③ 協調性
組織で働くにあたって、協調性はいずれの年代においても不可欠です。30代は社内で後輩社員と先輩社員に挟まれている年代のため、20代の後輩から上司について相談を受けることや、上司から若手社員について相談を受けることもあるはずです。周囲から相談を受けた場合、それぞれの立場や状況をうまく考慮しながら、対応していかなければなりません。
④ 適応力
30代になると、20代の時よりも仕事に対する独自のこだわりが出てきたり、前職の慣習が抜けなかったりということもあります。しかし「郷に入れば郷に従え」ということわざがあるように、社内ではその場に合わせた対応や判断を柔軟に行わなければなりません。転職先を前職と比較したり、前職ではこうだったと言い訳をしたりせず、各職場に合わせた振る舞いをしましょう。
⑤ 謙虚さ
30代は後輩ができる年代であり、部下を管理する立場にある年代です。部下と接する際、傲慢な振る舞いをしたり、相手の状況を考慮せずに業務を押し付けたりしてはいけません。職場では、周囲に対する配慮や思いやりを忘れずに振る舞うことが求められます。傲慢に振舞っていると、能力が高くても職場に居場所がなくなることもあるので注意してください。
30代転職を成功させるポイント
30代転職を成功させるポイントについて、次の2つの観点から見ていきましょう。
- 30代前半
- 30代後半
30代前半
30代になると、転職活動において20代の時とは選考基準が変わることが多いです。例えば、30代になると即戦力として働けるかが重視され、社会人としての実績や経験が学歴や学生時代の取り組みよりも重視される傾向が強いです。マネジメント経験や前職での実績の他、応募企業や業界に対する深い理解は内定を取る上で不可欠と言えるでしょう。とはいえ、近年では、少子高齢化や労働人口の減少によって、30代前半までを20代と同等、もしくは20代に準ずる扱いをする企業も増えています。こうした中で、30代前半であれば異業種からスキルのない状態の転職であっても成功するケースが珍しくありません。
30代後半
30代後半になると、30代前半のように20代に準ずる扱いはされません。そのため、ポテンシャルや意欲だけで採用されるケースは少なくなります。転職時には即戦力として働けるスキルや実績を有していることが前提となり、それらに加えて、マネジメント経験やリーダーシップ経験の有無も重視されます。即戦力となる人材であることを求められるため、30代前半よりも未経験・異業種への転職は難しくなるでしょう。
30代転職でよくある疑問
30代で転職を検討している方がよく抱えている疑問は、次のとおり。
- 30代求職者はどんな理由で転職している?
- 転職活動は在職中に行った方が良い?
- 転職回数が多すぎると選考で不利になる?
- 30代転職は厳しい?
今後の人生を左右する転職活動、疑問がある方はあらかじめ解決しておきましょう。
30代求職者はどんな理由で転職している?
いずれの年代にも言えることですが、30代求職者と一括りにしても転職理由は人によって異なります。転職理由として多いのは次のとおりです。
30代の転職理由ランキング
30代前半 | 30代後半 | |
1位 | 職場の人間関係が好ましくなかった | 会社の将来が不安だった |
2位 | 給料等収入が少なかった | 労働時間・休日等の労働条件が悪かった |
3位 | 労働時間・休日等の労働条件が悪かった | 給料等収入が少なかった |
4位 | 能力・個性・資格を活かせなかった | 職場の人間関係が好ましくなかった |
5位 | 会社の将来が不安だった | 能力・個性・資格を活かせなかった |
30代前半・30代後半でも転職理由に違いがあることが分かりますね。30代前半では人間関係により転職する人も多いですが、後半になると、このまま定年まで働けるのかを考えて転職をする人も少なくありません。
転職活動は在職中に行った方が良い?
転職活動を在職中に行うべきかについては一概には言えません。在職中に転職活動を行うメリットとしては、主に次の内容があります。
- 収入があるため、経済面の心配をせず転職活動を行える
- 時間をかけられるため、条件を妥協せずにじっくりと検討することができる
- 納得できる転職先を見つけられなかった時は、今の職場に留まることができる
ただし、在職中の転職活動は、体力的にも精神的にも大変であることは否めません。帰宅後に転職先を探し、応募書類の作成を行う必要があるからです。反対に退職後に転職活動を行う場合は、転職活動に専念できるメリットがある一方、生活を維持できるかという懸念点があります。転職がなかなか上手くいかない場合に、生活資金が足りなくなっては大変なため、半年~1年ほどの生活資金を貯めたうえでの転職活動をおすすめします。
転職回数が多すぎると選考で不利になる?
転職回数が多い場合、採用選考で不利になることもあります。採用担当者から「仕事が続かない人」「不満を抱きやすい人」などマイナスのイメージを抱かれやすい他「内定を出しても、短期間で辞めるのでは」といった先入観を抱かれがちです。企業としては、新人教育に貴重な時間を使う分、短期間で辞められたら損してしまうため、転職回数が多い人材の採用は慎重にならざるを得ません。そのため、転職回数が多い方は面接で前職を辞めた理由を伝えた上で、これまでの反省点や今後の抱負などを伝え、長期的に働く意志があることを伝える必要があります。
30代転職は厳しい?
30代であれば年齢がネックになり、転職が厳しくなることは基本的にないでしょう。とはいえ、30代の転職が厳しいかどうかは人によって異なります。例えば、社会人としてさまざまな経験を積み、スキルを取得してきた人であれば、好条件で比較的すぐに転職先が決まることが多いです。一方、目標を持たず、かつ特別な理由もなく転職を繰り返している方であれば、入念な面接対策やスキルアップを行わない限り転職が厳しくなるでしょう。
30代転職の失敗談からわかった注意点
30代転職の失敗談からわかった注意点は下記の3つです。
- 担当者に転職意欲の高さを示す
- 書類対策・面接対策を入念に行う
- 担当者と相性が合わない場合は変更をお願いする
それぞれ詳しく解説します。
担当者に転職意欲の高さを示す
面接では採用担当者に仕事や入社に対する意欲の高さを示すことが重要です。マイナス的理由や何となく転職したいのではなく、明確な目標や思い描く将来像があって転職活動を行っていることを伝えられるかが採否を決める鍵となります。特に、異業種に転職する際は「興味がある」「おもしろそう」「流行っている」といった曖昧な理由ではなく、なぜ興味を持つに至ったのかや、自身のこれまでの経験をどう活かせるか、何を成し遂げたいのかなど明確に話すことが求められます。
書類対策・面接対策を入念に行う
30代には、20代よりも質の高い書類や面接での受け答えが求められます。書類の内容に深みを出したり、面接で採用担当者の印象に残るような受け答えをしたりするには、自己分析や企業研究、業界研究が不可欠です。自己分析を丁寧に行い、自分の強みや弱み、経験などを洗い出し、応募先企業にどのように貢献できるのか伝えられるようにしましょう。また、企業研究を入念に行った上で、自分の見解を交えながら応募先企業や業界について説明できるように準備しておくと安心です。
担当者と相性が合わない場合は変更をお願いする
転職活動を行ううえで、転職エージェントを利用する方も少なくありません。転職エージェントでは、転職サイトと違い、担当者に希望の求人を探してもらったり、転職活動のサポートをしてもらいます。しかし、中には担当者と相性が合わないという場合も珍しくありません。そんな時は、無理してあわせるのではなく、担当者の変更をお願いするのも一つの手です。転職先が決まればやり取りすることがなくなるとはいえ、今後の人生を左右する転職活動において重要な人物。信頼できる担当者を見つけサポートしてもらうことで、より自分が希望する転職先を見つけられるでしょう。
※転職エージェントって?
転職エージェント:休職者と企業の間に仲介者がおり、求人の提案や選考のサポートを受けられるサービス。一方で転職サイトはサイトに掲載されている求人情報を見て、自分で応募できるサービスである。
30代転職でおすすめの業界
30代転職でおすすめの業界は次の4つです。
- IT業界
- コンサル業界
- 人材業界
- 不動産業界
それぞれどんな業界なのか、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
IT業界
さまざまな業界でIT化が進む昨今、IT業界は深刻な人手不足に悩まされています。多くの企業がIT人材を求めているものの、ITのスキルを有する人が需要に対して少ないのが現状です。IT業界はスキルがあれば寛容に受け入れている傾向にあります。その門戸の広さや将来性の高さに目を付けて、プログラミング言語を社会人になってから独学で取得し、事務職からSEに転職する人も少なくありません。また、IT業界は他の業界よりも年収が高い傾向にあり、ある程度の期間継続して働き続ければ日本の平均年収を超えられることが多いです。高いスキルを取得できれば、年収1,000万円も現実的と言えるでしょう。
コンサル業界
コンサルティング企業は新卒採用も行っていますが、中途採用にも積極的です。コンサルタントにはクライアント企業に対して課題を解決したり、適切なアドバイスをしたりすることが求められます。そのため、クライアント企業の業界についてはもちろん、さまざまな業界に精通している必要があります。異業界からコンサル業界に転職した人の場合、前職で働いていた業界に属する企業をコンサルタントとして担当するケースも多いです。例えば、食品業界からコンサルタントに転職した方であれば、食品業界についてよく理解しているため、コンサルタントとして食品関連の企業に適切なアドバイスができます。
人材業界
近年、人材業界は拡大しており、大手企業からベンチャー企業までさまざまです。社会人として働いた経験があり、自身も転職を経験していれば、相談者に対して適切、かつ寄り添った対応ができるでしょう。また、前職で人事や採用関係の担当をしていた人は、人材業界で特に重宝されやすい傾向にあります。
不動産業界
不動産業界には人手不足の企業も多く、未経験者でも積極的に受け入れている傾向にあります。高い営業成績を出せば、勤続年数を問わず昇給や昇進を見込める企業も多いため、年収を短期間でアップしたい方や、実力主義の世界で頑張りたい方にもおすすめです。不動産業界には業務に関係する資格が多くあるため、取得しておくと転職活動が有利に運ぶでしょう。
- 宅地建物取引士(宅建)
- ファイナンシャルプランナー
- マンション管理士
- 管理業務主任者 など
これらの資格を取得することで、採用において有利になるだけでなく、自身のキャリアアップにつなげることもできます。
30代転職でおすすめの職種
30代転職でおすすめの職種は次の6つ。
- 営業職
- 事務職
- 介護職
- エンジニア
- マーケティング
- 広報
現在転職する職種に迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
営業職
営業職は求人も多く、かつ未経験の応募者を積極的に雇い入れている傾向にあります。また、給与形態が成果報酬型の企業も多いため、転職で大幅な年収アップを実現したい方にもおすすめです。企業によっては営業職として働く従業員に対して、ITなど特定の分野への深い知識を求めています。営業職に異業種から転身する方の場合、前職と関係する商品やサービスを扱っている企業であれば、選考時に高い評価を得やすく、かつ入社後にも活躍できるでしょう。営業職はコミュニケーションスキルはもちろんですが、自社が扱う商品やサービス、それに関する深い知識も不可欠です。
事務職
事務職は女性に人気の職種であるため、経験や業務に活かせる資格がないと転職できないという声も多いです。未経験から事務職への転職は容易ではありませんが、簿記や英語関係の資格を保有していると、転職できる可能性がアップします。また、これらの資格を有することを前提とした事務職の求人であれば、一般の事務職よりも専門性があることから給与が高めに設定されていることも多いです。
介護職
高齢化社会と言われている昨今、介護職は社会的ニーズの高い職業の一つです。介護職として働くために高校卒業後に福祉系の学校で学ばれる方も多いですが、未経験であっても介護職として働けます。多くの施設が人手不足に悩んでいるため、人のお世話が好きで、他者と関わることが好きな方であれば、介護に関する資格の有無にかかわらず歓迎されます。また、介護職として働きながら、介護福祉士やケアマネージャーを目指し、キャリアアップするという選択もおすすめです。
エンジニア
IT人材が不足している昨今、エンジニアを求めている企業は多いです。そのため、スキルを取得すれば、未経験からでもエンジニアとして働くことができます。ただし、エンジニアとして働く上で、プログラミング言語を記述できることは必須でしょう。プログラミング言語はスクールで学ぶこともできますが、独学で取得することも可能です。プログラミング言語は膨大な数がありますが、これからエンジニアを目指す方にはPythonやJava、Ruby、 PHP、 JavaScriptあたりがおすすめ。これら全ての言語を取得する必要はありませんので、まずは興味のある言語から勉強してみてください。
マーケティング
同業他社間での競争が激化している昨今、企業にとってマーケティングはより重要になりつつあります。そのため、効果的なマーケティングを行える人材はどの企業からも重宝されます。比較的新しい分野の職種のため、未経験でも採用されやすく、人手不足の企業も少なくありません。発展途上の職種で将来性もあるため、今の仕事の将来に不安を感じている方におすすめです。
広報
広報とは自社の宣伝を社外で行い、自社や自社ブランドの認識を高める仕事です。また、社内報の作成など、自社の従業員に対して自社についての各種情報を共有する役割もあります。広報は社外の人とも多く関わるため、コミュニケーションスキルや人間関係を構築する力が不可欠です。また、プレスリリースの作成やメディア取材に向けた原稿の作成を行う機会があることから文章力も必要といえます。広報未経験の方は、中小企業の広報から始めてみることをおすすめします。
30代におすすめの転職サイト・エージェント(総合型)
30代におすすめの転職サイト・エージェント(総合型)は次の8つです。
- リクルートエージェント
- dodaエージェント
- マイナビエージェント
- ミドルの転職
- パソナキャリア
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
- type転職エージェント
それぞれ特徴が異なるため、自分にあった転職サービスを選んで登録してくださいね。なお、転職サービスはそれぞれで出している求人が異なるため複数の登録もおすすめです。
リクルートエージェント
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約240,000件 |
得意分野 | 全業種 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
おすすめポイント
- 転職成功実績No.1
- 非公開求人が多い
- 企業の詳しい情報が分かる独自レポートあり
リクルートエージェントは転職サイトの中でも知名度が高く、幅広い年齢の求職者から利用されています。掲載されている求人の職種が幅広いため、前職に関係なく、誰もが活用できます。また、業界の採用事情に詳しいキャリアアドバイザーが、書類の添削や面接のサポートにも対応してくれるのは嬉しいメリットと言えるでしょう。一定の社会人経験を積んだ30代向けの求人も豊富なため、30代の方にはもっともおすすめしたい転職エージェントです。
dodaエージェント
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 約120,000件 |
得意分野 | 全業種 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://doda.jp/consultant/ |
おすすめポイント
- 転職者満足度No.1の転職エージェント
- 専属キャリアアドバイザーが転職サポート
- 入社後の悩みもサポート
dodaエージェントは国内最大級の転職エージェント。転職市場に精通したスタッフが在籍しており、求人の紹介はもちろん、応募書類の添削や面接対策など幅広くサポートを受けられます。また、dodaエージェントが取り扱っている企業の求人は全国におよび、業界も非常に幅広いです。そのため、現職に関連する企業に転職したい方も、新しい企業にチャレンジしてみたい方も興味のある求人が見付かるでしょう。
マイナビエージェント
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 約42,000件 |
得意分野 | 通信系、IT系、メーカー系など |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
おすすめポイント
- 20代から30代の若年層のサポートを得意としている
- さまざまな業界の求人を持っている
- 全国に対応している
マイナビ転職には各業界毎に専任キャリアアドバイザーが常駐しているため、転職活動における有益なアドバイスをもらえます。また、20代や30代の転職支援を得意としており、転職が初めての人も安心して転職活動を行えます。また、大手企業が運営していることもあり、幅広い職種の求人情報が多数あります。取り扱われている求人は全国におよび、職種も営業や事務、製造など幅広いため、業種にこだわらず、求人を幅広く見たい人にもおすすめできます。
ミドルの転職
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
公開求人数 | 約160,000件 |
得意分野 | 管理職、専門職 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://mid-tenshoku.com/ |
- 年収1,000万円以上・幹部候補などのハイクラス求人も豊富
- ミドル世代(30代~40代)専門
- スカウトにより非公開の求人が届く
ミドルの転職はコンサルタントから相談者の希望や職歴に合った求人を紹介してもらえます。コンサルタントは面談時に伝えた内容に基づいて転職先を選んでくれるため、自分で求人を探す手間がかからない他、ミスマッチの企業にばかり応募してしまうといった心配も必要ありません。また、管理職の求人が豊富にあるため、転職で昇進や昇給を実現したい30代以上の方にピッタリの求人が多いです。その他にも、求人に応募しても年齢がネックになるのではといった不安を抱える方にとっても、ミドル世代の求人が豊富に揃った転職サービスのため、安心して利用できるメリットがあります。
パソナキャリア
株式会社パソナ | |
公開求人数 | 約35,000件 |
得意分野 | すべての分野 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
おすすめポイント
- キャリアアップを目指した転職に定評あり
- 顧客満足度が高い
- 約半数が年収800万円以上のハイクラス求人
パソナキャリアは製造業に強い転職エージェントです。大手企業の求人や女性が働きやすい職場の求人も充実しており、30代の男女はもちろん、幅広い年齢層が利用しています。また、応募書類の作成についてマンツーマンで指導を受けられたり、志望動機の書き方についてアドバイスをもらえたりします。その他、コンサルタントのレスポンスが早いことや、キャリアアドバイザーの質が高いことも評判。独占求人案件も豊富なため、他の転職サイトやエージェントで求人が見つからない場合は登録してみると良いでしょう。ちなみに首都圏や関西、東海エリアの求人数が特に多いため、このエリアで仕事を探している方には特におすすめです。
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リクナビNEXT
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約55,000件 |
得意分野 | すべての分野 |
対応エリア | 全国 |
おすすめポイント | 独自の求人が多数あり |
公式サイト | https://next.rikunabi.com/ |
おすすめポイント
- 転職者の約80%が利用していると評判の転職サイト
- 業種・職種別の求人数が豊富
- リクルートエージェントと併用することで、転職活動がスムーズになる
リクナビNEXTは全国各地の求人を扱っている他、扱っている職種の求人も豊富です。そのため、幅広い業界の求人を総合的に見たい人におすすめできます。取り扱われている求人数は膨大ですが、利用者に合った企業を求人の中から抽出する機能が搭載されているため、求人を探す手間はさほどかかりません。また、毎週2,000件以上の新着求人がアップされるため、新しい求人の中から常に応募先を探せます。リクナビNEXTは、全体の85%を会員限定の求人が占めているため、登録することで、より様々な案件に応募することができるようになります。この機会にぜひ一度、登録してみてはいかがでしょうか?
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マイナビ転職
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 約18,000件 |
得意分野 | 様々な業種・職種に対応 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://tenshoku.mynavi.jp/?af=hdr |
おすすめポイント
- 30代の利用者が多い
- 業界業種を問わず大手企業の求人が多い
- 転職フェアを頻繁に開催している
マイナビ転職は誰もが知る有名企業や大手企業の求人が充実しています。職種は営業や事務の他、販売、福祉、教育など多岐におよびます。求人は毎週火曜と金曜に更新されるため、新規に掲載された求人の中から応募先の選定も可能です。また、30代の利用者が多いため、30代を対象にした求人が充実しています。キャリアアドバイザーに直接相談したり、転職に関するアドバイスをもらったりすることもできるため、転職活動が初めての方も心強いでしょう。
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type転職エージェント
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公開求人数 | 約8,000件 |
得意分野 | IT、営業職、企画職 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://type.career-agent.jp/ |
おすすめポイント
- IT系の求人がメイン
- 31万人以上の転職成功実績がある
- 書類作成や応募に関する各種サポートが受けられる
type転職エージェントはIT系の求人に強く、Slerやエンジニアの求人が充実しています。その他にも、大手企業の事務職やコンサルティング職など幅広く扱っています。対応エリアは全国になりますが、首都圏や大都市圏の求人が多い傾向です。そのため、IT関係の仕事を大都市圏でしたい人にとって、ニーズにマッチした求人が多く見つかると期待できます。type転職はIT系の求人をメインに他の職種にも興味があるという人にとって効率的な転職活動を行えます。保有求人の7割が非公開求人のため、IT・営業職・企画職での転職を検討している方は、ぜひ一度、登録してみてくださいね。
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30代におすすめの転職サイト・エージェント(ハイクラス)
30代ともなれば、経験をつみ年収も気になってくる頃ですよね。今の会社よりももっとハイクラスな企業に務めて、年収もアップしたい!そんな方のために、ここではハイクラス求人が豊富な30代におすすめの転職サービスを紹介します。
- リクルートダイレクトスカウト
- ビズリーチ
- JACリクルートメント
- AMBI
リクルートダイレクトスカウト
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約120,000件 |
得意分野 | ハイクラス |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.j |
おすすめポイント
- スカウト機能が充実している
- 業界業種を問わずハイクラスな求人が多い
- 転職決定年収平均950万円以上(2021年4月時点、ハイキャリア会員のみ)
リクルートダイレクトスカウトは3000名以上のヘッドハンターが利用者に合った求人を選定しているため、自分に合った職種や採用率の高い企業に重点的に応募できます。ある程度の社会人経験を積んだ30代以上におすすめの転職サイトと言われており、キャリアアップを目的に転職したい人にもおすすめです。また、年収800〜2000万円の求人も多く掲載されているため、転職による年収アップも期待できるでしょう。高収入での転職を実現したい方は、ぜひ一度登録してみてください。
リクルートダイレクトスカウトの公式サイトを見る
ビズリーチ
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公開求人数 | 約160,000件 |
得意分野 | 営業、事務、ITなど総合的 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
おすすめポイント
- スカウトで稀少、かつ高収入の求人と出会える
- 30代の利用者の転職後の平均年収は約840万円
- 年収800万円を超える求人は6割以上
ビズリーチは40代、50代のミドル層を主な対象としていますが、30代の方も利用できます。ただし、掲載されている求人は管理職や経験・実績が求められる求人が多いため、30代の方が利用する際は自身のアピールポイントをよく整理しておくことが求められます。また、他とは違う点は自身の市場価値が発見できるところです。
ビズリーチのスカウト機能
スカウト
通常のスカウトのこと。ヘッドハンターから届く。
プラチナスカウト
求職者に高い関心を持ったヘッドハンター・企業から届くスカウトのこと。
採用企業・ヘッドハンター両方から届く。採用企業やヘッドハンター側としては送信数が限られているため、貴重なスカウト。また、面談や面接が確約される。上記のとおり、プラチナスカウトがどれくらい届くかにより、希望業種・職種での市場価値が測れます。基本的に転職サイトの利用は求職者は完全無料ですが、無料プランに加えて有料プランも用意されているところも特徴的です。
会員クラス | スタンダードプラン | 有料プレミアムプラン |
タレント会員 (年収750万未満) | 無料 | 3,278円 (30日間) |
ハイクラス会員 (年収750万以上) | 無料 | 5,478円 (30日間) |
細かな機能があるため、より角度の高い転職活動ができ、転職成功までの近道を実現できます。自分の市場価値が知りたい、早く転職先を見つけたい、という人はこの機会にぜひ利用を検討してみてくださいね。
JACリクルートメント
運営会社 | 株式会社JACリクルートメント |
公開求人数 | 約2,500件 |
得意分野 | 営業系、通信系、IT系のハイクラス |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
おすすめポイント
- ハイクラス・ミドル転職4年連続No.1(オリコン顧客満足度調査)
- 課長以上のポジションや外資系企業の求人が充実している
- 約43万人の転職の支援実績がある
JACリクルートメントはハイクラス・ミドル転職に強い転職サイトの中でも、利用者の満足度が高いです。外資系企業、および大手企業の管理職の求人が充実しているため、これまでの実績や経験を活かしてキャリアアップを目指す方におすすめです。また、対応エリアは国内の幅広いエリアに対応しているものの、首都圏や関西、愛知、福岡に所在する企業の求人が多い傾向にあります。海外エリアはアメリカや中国、バングラデシュなどの求人があります。なお営業・マーケティング・コンサルティング・エンジニア・経営企画・管理職の転職支援を得意としているため、気になる職種がある方は、ぜひ登録を検討してみてください。
AMBI
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
公開求人数 | 約80,000件 |
得意分野 | ハイクラス |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://en-ambi.com/ |
おすすめポイント
- マイバリュー機能で自分の市場価値を客観視できる
- 幅広い業界の求人に対応している
- 若手のハイクラス転職に特化している
ハイクラスな転職をサポートする転職サービスの多くが、ミドル層を主なターゲットとしています。しかし、AMBIは利用者に求めるレベルが高いものの、20代を含む若年層のハイクラス転職に特化しています。扱っている求人の職種は、ITやメーカー、ウェブの他、事務、営業、マーケターなどさまざまです。また、AMBIを活用すれば、自分の市場価値を見極めることもできます。例えば、マイバリュー機能を活用すると、合格の可能性が3段階(可能性が高い(◎)、五分五分(〇)、低い(△))で推測できます。企業の自分に対する温度感が応募前に分かるため、手当たり次第に応募する必要がないということですね。なるべく転職活動を短期間で終わらせたい方には、おすすめの転職サービスと言えるでしょう。
30代におすすめの転職サイト・エージェント(女性)
30代の女性で転職を考えている人もいるのではないでしょうか?家庭の都合などで時間に融通をきかせたいなど、さまざまな悩みも多いはず。そこで今回は、女性の悩みに寄り添ったサポートや求人を公開している転職サービスを紹介します。
- type女性の転職エージェント
- リブズキャリア
- エン転職WOMAN
type女性の転職エージェント
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公開求人数 | 約8,000件 |
得意分野 | 女性の転職、キャリアアドバイザーサポート |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://type.woman-agent.jp/ |
おすすめポイント
- 女性に人気の業種職種の求人が充実
- パートやアルバイトの求人もある
- 女性ならではの転職の仕方を熟知した専門のキャリアアドバイザーが在籍
type女性の転職エージェントには、女性を対象にした求人が充実しています。具体的には、事務や販売職、接客の求人が多いです。また、正社員の求人だけでなく、パートやアルバイトの求人も充実しているため、自身のライフスタイルに合った仕事を見付けることができます。キャリアアドバイザーは女性の転職支援に慣れているため、女性が抱えがちな疑問や不安なども相談できます。女性ならではの事情や状況について理解を得つつ、求人を紹介してもらいたい人も安心して利用できるでしょう。
LIBZ
運営会社 | 株式会社LiB |
公開求人数 | 約1,400件 |
得意分野 | リモートワークなどのニューノーマル転職 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://career.prismy.jp/ |
おすすめポイント
- 大手企業やIT企業の求人が充実
- 正社員だけでなく、時短勤務の求人がある
- 企業からスカウトが届く
LIBZはさまざまな立場にある女性を対象にした転職サイトです。例えば、年収600万円以上の正社員の求人の他、パートの求人も扱っています。そのため、自身のライフスタイルや希望するキャリアに合わせて、応募する求人を探すことができます。リモートやフレックスタイム制を導入している企業の求人も多く扱っているため、それぞれのライフスタイルに合わせた仕事を探すことができます。その他にも、求人の「興味がある」をクリックすると企業からスカウトが届くこともあるため、転職活動を効率よく進められます。企業のコアポジションを担ういわゆるエグゼクティブ案件も取り扱っているため、キャリアウーマンを目指す女性もぜひ一度登録してみてくださいね。
エン転職WOMAN
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
公開求人数 | 約2,800件 |
得意分野 | 女性向け求人 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://employment.en-japan.com/woman/ |
おすすめポイント
- 毎週月と木曜日に求人が更新される
- 子育て中の女性を想定した求人がある
- 女性に人気の職種の求人が充実
エン転職WOMANが運営する転職サイトは、家庭を持つ女性が働きやすい企業を見つけやすい仕組みになっています。例えば次のとおり。
- 土日休み
- 時短勤務
- 残業ほとんどなし
- 出産・育児支援制度あり
- 子育てママ在籍中
家庭を持つ女性にとって、仕事だけに集中できるわけではないので、生活スタイルにあわせた職探しができるのは嬉しいですよね。取り扱っている職種は事務や営業の他、サービス、軽作業など多岐におよびます。子どもを持つ若い女性にも働きやすい求人が充実しています。満足度98%の面接サポートも利用できるため、コミュニケーション能力に不安がある方も面接に備えて準備ができます。
30代におすすめの転職サイト・エージェント(フリーター)
わけあってフリーターをしていたけど、正社員として働きたいという30代の方もいるのではないでしょうか?ここでは、フリーターから正社員として働くための転職活動におすすめの転職サイト・エージェントをおすすめします。
- バイトルNEXT
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
それぞれ詳しく解説します。
バイトルNEXT
運営会社 | ディップ株式会社 |
公開求人数 | 約1,700,000件 |
得意分野 | 非正規雇用から正規雇用を目指す人向け |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://www.baitoru.com/kanto/shain/ |
おすすめポイント
- 全国各地の求人を扱っている
- 求人数が膨大
- フリーター歓迎の求人が豊富
バイトルNEXTは約1,700,000件の求人数を扱っており、対応エリアは全国におよびます。扱っている業界職種は多岐におよび、ITやマーケティング、経営企画などさまざまです。そのため、自身の希望に合った職種の求人を見つけやすいでしょう。バイトルNEXTは、フリーターを対象(フリーター歓迎)にした正社員の求人も充実しています。例えば、フリーター歓迎と書かれた求人や寮完備の求人などもあります。正社員として最初の一歩を踏み出す際にも活用できるでしょう。
リクナビNEXT
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約64,000件 |
得意分野 | 様々な業種・職種に対応 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://next.rikunabi.com/ |
おすすめポイント
- 約45年にわたる長年の実績がある
- スカウトメール機能で企業からオファーをもらうことが可能
- 他の転職エージェントサービスと併用可能
リクナビNEXTが扱う求人は多く、かつ地方部の求人も充実しています。また、業界業種問わず幅広く求人を多数扱っているため、希望している職種がある方もそうでない方も適性に合った求人を見つけやすいでしょう。リクナビNEXTは20,000社以上のオファー利用企業や400社以上の転職エージェントから、掲載求人はもちろん、非公開求人の紹介オファーも受け取れます。フリーター歓迎や未経験者歓迎、寮完備と明記された求人も多いため、フリーター歴の長い方や職歴にブランクのある方にとっても応募しやすい求人が見つかるでしょう。
30代転職でおすすめの資格
転職するにあたり、業種によっては資格をとっておくことで、採用の確率を高めることができます。そこでここでは、30代の転職でおすすめの資格5つをご紹介します。
- TOEIC
- 簿記
- FP
- 宅地建物取引士
- 中小企業診断士
TOEIC
グローバル化が進む昨今、多くの企業が英語に長ける人材を求めています。また、近年では、英文事務や外国人観光客の接客業などの求人も多く、英会話スクールの講師や児童向けの学習塾の英語講師なども、社会的ニーズの高い職業です。TOEICでハイスコアを取得していると、英語を活用する仕事も選択肢に含めることができるようになります。求められるTOEICのスコアは企業や職種によって異なるものの、700点以上のスコアを保有していれば、書類選考時や面接時に評価される機会が増えるでしょう。高いスコアを保有していると、好待遇で転職できる可能性もアップするため、700点以上を目安に、できる限り高いスコアの獲得を目指してみてください。
簿記
簿記を保有していると、未経験からでも事務職に転職しやすくなります。いつの時代でも人気が高く高倍率な事務職ですが、日商簿記2級以上を保有していると内定を得やすくなるのでおすすめです。日商簿記3級以上、日商簿記2級以上など、応募の段階で簿記の資格を有している人に絞って募集している企業も少なくありません。また、簿記1級を保有していれば、大手企業への転職に有利なだけでなく、高収入も期待できます。
FP
FP(ファイナンシャルプランナー)は金融や保険、不動産関係などの知識があることを証明する資格です。この資格は金融業界や保険業界、不動産業界など、幅広い業界において活用できます。保険の営業や不動産の営業は異業種からの転職希望者に対しても門戸を大きく開いているので、FPを取得することでより転職しやすくなるでしょう。転職でFPの資格が評価されるのは2級以上という声も多いです。2級の合格率は30%程度と高くはないものの、きちんと対策を行うことで合格できる試験と言えます。
宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建)とは、宅地建物取引のスペシャリストであることを証明する国家資格の一つです。この資格を有している人にしかできない業務もあるため資格の価値は高く、さまざまな業界でニーズがあります。例えば、不動産会社はもちろん、ゼネコンやハウスメーカー、不動産管理会社においても宅建の有資格者を求めています。宅地建物取引士の合格率は15%程度と低いです。独学で取得する人もいますが、スクールや通信教育を活用することでより効果的に学習を進められますよ。
中小企業診断士
中小企業診断士とは、企業の経営やコンサルティングに関する国家資格の一つです。合格者は40代や50代が多いと言われており、キャリアアップや転職のために取得する人も少なくありません。この試験の難易度は高く、合格率は3〜5%程度と低いです。そのため、合格するためには勉強時間をしっかりと確保し、集中して学習しなければなりません。中小企業診断士の資格は中小企業支援機関やコンサルティング会社、税理士事務所の他、一般企業の総務や管理部門において活かすことができます。
30代でよくあるQ&A
30代で転職するにあたり、悩みや疑問はつきませんよね。そこで次からは30代で転職を考えている人からよくある質問にお答えしていきます。
- 30代から未経験の分野に転職できる?
- 女性の転職は男性に比べて厳しい?
- 転職活動期間はどのくらいかかる?
- 30代で転職して年収が下がる場合もある?
- 30代転職で上司や同僚が年下になるのってつらい?
- すぐに転職する訳ではないが転職エージェントに登録しても良い?
- 資格は取っておいた方がいい?
- 平均で何社くらい受ければいい?
同じ悩みを持っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
30代から未経験の分野に転職できる?
30代から未経験の分野に転職することは十分可能です。労働人口が減少している昨今、働き手の不足に悩んでいる企業は少なくありません。また、定年退職の年齢が年々引き上げられているため、39歳で転職したとしても、現役で20年以上働き続けることになります。ただし、30代で未経験の業界に転職する際は業務に直結する資格の有無や、マネジメント経験の有無も重要なポイントになるので注意してください。とくに30代後半になると意欲だけではなく、これまでの経験からなにが活かせるのか、が採用するにあたって重要な指標になります。
女性の転職は男性に比べて厳しい?
女性は妊娠出産があるため、転職が男性よりも厳しくなることが場合によってはあるでしょう。30代は子どもが幼かったり、妊娠期間と重なったりする年代でもあるため、こうした事情が重なると転職が難しくなるかもしれません。とはいえ、最近ではそういった事情にも融通をきかせてくれる企業も少なくありません。そのため、当記事で紹介した「30代におすすめの転職サイト・エージェント(女性)」を参考に、転職サイトを通じて転職先をさがしてみてください。ちなみに、キャリア志向の女性や、子育てと仕事の両立ができる環境にある女性であれば、男性よりも転職で不利になることはあまりないと考えられます。
転職活動期間はどのくらいかかる?
30代の転職活動期間の平均は3カ月程度です。30代の約6割が3カ月以内に転職先を決めています。転職活動の時期は年齢が低いほど短い傾向にあるため、短期間で転職を決めたい方は早めの転職をおすすめします。
30代で転職して年収が下がる場合もある?
厚生労働省が公表した「令和3年雇用動向調査結果の概況」によると、転職による賃金の増加・減少の割合は以下のとおり。
30~34歳 | 35~39歳 | |
賃金が上がった | 41.9% | 38.0% |
変わらない | 24.4% | 33.4% |
賃金が下がった | 32.5% | 27.5% |
この結果をみると、30代の25~35%の人は、転職により賃金がさがったことがわかりますね。賃金が下がる原因としては、未経験職や異業種に転職したことが大きな要因としてあります。年収の増加を目的として転職する場合は、これまでに経験や実績がある職種での転職がおすすめです。
30代転職で上司や同僚が年下になるのってつらい?
転職すると、自分よりも年下の社員の方が勤続年数が長く先輩になるため、年下の社員から仕事を教わることもあるでしょう。また、30代であれば、管理職になる人も珍しくないため、自分と同年代の上司の下で業務に取り組む機会も珍しくないと言えます。最初のうちは戸惑うこともあるかもしれませんが、数年勤めていれば管理職に昇進でき、部下も増えてくるため、年齢や立場が気にならなくなるようなケースが多いです。
すぐに転職する訳ではないが転職エージェントに登録しても良い?
すぐに転職するわけではなくても、転職エージェントに登録して問題ありません。むしろ、早い段階から転職エージェントに登録し、自身の市場価値を客観的に見つめたり、どのような転職先があるのか把握したりする必要があります。転職エージェントの担当者には、おおまかな転職希望時期を伝えておくとよいでしょう。
資格は取っておいた方がいい?
希望する職種で求められる資格がある場合は、取得しておくことをおすすめします。職種によっては資格の有無によって採用率が大きく変わります。ただし、転職時に評価されるのは、業務に直結する資格のみです。例えば、営業から経理に転職したい場合、簿記の資格を取得しておくと有利になります。一方、IT関係の資格を取得しても、この資格は業務に基本的に活かせないため、評価されにくいと言えるでしょう。
平均で何社くらい受ければいい?
30代の転職における応募者数は、30代前半で8.2社、後半で8.7社です。そのため、30代の方で転職を検討している方であれば、8社を目安に、心配な方であれば10社程度応募しておくことをおすすめします。書類の通過率は一般的に30〜50%と言われているため、8社応募した場合に面接まで進めるのは3〜4社程度です。
最後に
30代で転職を検討している方の中には、年齢を理由に転職がうまくいかないのではないかと悩む方も多いです。しかし、30代が年齢だけで転職活動に失敗するということは基本的にありません。それだけでなく、スキルや経験、あるいは志望理由次第では、現職とは全く異なる業界で働き始めることもできるでしょう。とはいえ、40代に近づけば近づくほど転職は難しくなるため、今悩んでいる方は早めの転職活動をおすすめします。なお、転職活動にあたりおすすめの転職サービスは次のとおり。
30代におすすめの転職サイト・エージェントをピックアップ!
種別 | 転職エージェント・サイト | 特長 |
総合型 | リクルートエージェント | 求人案件数・転職成功実績数国内No.1 |
ハイクラス | リクルートダイレクトスカウト | 年収800万円~2,000万円ほどのハイクラス求人が多い |
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