公開日

2022/09/26

最終更新日

【転職エージェント年収】年収交渉はOK?年収を上げるための方法と注意点を解説!

・転職エージェントで年収交渉ってできるの?
・年収交渉をしたら嫌な顔されないかな?
・年収を上げるための方法を知りたい

転職エージェントで気に入った求人があっても、年収がもうちょっと上がればもっと良いのになと思う人は多いでしょう。年収交渉に悩む人もいますが、結論からいうと、年収交渉は入社前に率先して行ってしまったほうが良いです。この記事では、転職エージェントで年収交渉をどのように行えば良いのかをご紹介します。この記事を読むことで、正しい年収の上げ方がわかります。給料をより多くもらえる転職を実現したいという人は是非参考にして下さい。

転職エージェントに年収交渉はできる?

転職エージェントに年収交渉をすることは可能です。求人に応募をして、労働条件や職種、その企業自体はすごく気に入ったけれど、年収だけがネックな場合は転職エージェントを通じて年収交渉をすることが可能です。年収交渉をする場合は、必ず入社する前に行うことが大切です。入社してからになってしまうと、すでに契約が完了してしまっているため、年収の調整がかなり難しくなるのです。また、年収にそもそも希望がある人は、あらかじめ転職エージェントに相談をして企業を探しておくというのも1つの手です。ただし、企業によっては年収交渉がかなり難しいケースもあります。たとえば、企業が年齢や経験などによって年収のラインを定めている場合です。このような場合は、たとえあなたがいくら年収を上げてほしいと願っても、企業の方針があるためどうすることもできません。1人だけ特別扱いなどはできないからです。それに年収をあげてほしいとお願いするのは、自分がそれだけ貢献しなければならないという裏返しともなるため、場合によっては、自身への負担に繋がることもあります。

年収交渉の注意点

年収を交渉する際に、年収にばかり目がいってしまっていると思わぬ落とし穴にハマることもあります。ここでは、年収交渉をする際に注意すべきことをご紹介します。

月給やボーナスなどの内訳を把握する

年収ばかりを気にしていると、月給がいくらなのかというところを見落としてしまう可能性があります。生活の基本は月給でやりくりをしてなるべくボーナスに手を出さないほうが安定した生活が送れるでしょう。たとえば月給が物凄く少なく、ボーナスを切り崩しながらの生活を強いられた場合は月々の生活でストレスを感じることも多くなります。そのため、年収だけを見るのではなく月給はいくらなのか、その月給で一ヶ月のやりくりができるのかを考えることも重要なポイントです。

年収に重点を置きすぎない

年収ばかりを気にしてしまうと、どうしても他の部分に関する考えやリサーチが甘くなってしまい、転職してから後悔することになる可能性もあります。たとえば、年収に重点をおいて経験のある業界だからといって転職したとします。しかし、リサーチがしっかりできていなければ、実際の働き方や社風、給与以外の待遇などで不満が出たり働きにくかったりすることもあるでしょう。あまりにもやりづらいと感じてしまうと、年収に満足はしていても仕事を長く続けることはできません。結果的に退職を余儀なくされて後悔することになってしまうため、年収以外の部分もしっかり見つめ直してみることが大切です。

現職の年収をしっかり伝える

企業はあなたの前職の年収を参考にして年収を決めることが多いです。なぜなら、年収というものを前職でそれだけ認められていたのなら今回も活躍してくれるだろうという指標にしているためです。しかし、年収を伝えるときに嘘をついて多めの金額を提示することは避けましょう。確かに多めの金額を提示をすれば、次の仕事で年収が上がる可能性はありますが、バレた場合にはそれ相応の結末が待っています。企業から不信感を持たれて信用を失ったり、年収を下げられてしまったり。場合によっては、虚偽報告として懲戒解雇となることもあり得るでしょう。このような最悪の結末にならないためにも、嘘の報告は避けて正しい年収を伝えるようにすることが大切です。

内定が出る前に交渉をする

内定したタイミングで基本的には年収も確定します。そのため、もしも年収に不満があったりもう少しあげてほしかったりするのであれば、面接後、内定を貰うまでには必ず企業に伝えるようにしましょう。場合によっては、面接後すぐに内定が出てしまう可能性もあるため、選考の段階でキャリアアドバイザーに相談をして、交渉してもらっておくのも1つの手です。

希望と最低条件の両方を伝える

キャリアアドバイザーに年収の希望を伝える場合は、最低限欲しい年収と希望の年収の両方を伝えておくことがおすすめです。最低限欲しい年収を伝えることで、それ以下の場合はないものとして考えることができます。そして、希望の年収を伝えることで、その年収に向かってキャリアアドバイザーが動いてくれるでしょう。そのため、希望と最低限の2種類をキャリアアドバイザーに伝えて後悔のない転職をするようにしましょう。

年収交渉をするためのポイント

年収交渉をする際には、自分ではなくキャリアアドバイザーに依頼して行ってもらうことがおすすめです。年収交渉をこれまでに何度も経験しているキャリアアドバイザーであれば、あなたが自ら年収交渉を行うよりも成功率は上がるでしょう。ここでは、キャリアアドバイザーと年収交渉をするためのポイントについて下記でご紹介します。

自身の年収の相場を把握する

あなたの市場価値をしっかりと把握したり伝えたりすることは、年収交渉においてとても重要です。どんなことができるのか、どのような経験をしてきたのか、前職でどのような成果を上げたのかなど細かい情報をキャリアアドバイザーに伝えることで、キャリアアドバイザー自身も企業との交渉がやりやすくなります。年収は100万円程度までが前職から上げるのには妥当な数字ですが、もしもあなたが100万円に近い年収アップを狙っているのであれば、より深い専門知識や技術が要求されるでしょう。今までの経験で培ってきたスキルや知識をしっかり伝えて交渉に挑むようにすることが必要です。

業界の相場を理解する

あなたがいくら年収を上げてほしいと思っても、業界により年収の相場はバラバラです。また、企業の規模によっても違いは当然あります。たとえば平均年収が400万ほどの業界で、600万の年収を希望するのは現実的ではありません。もしも600万ほしいのであれば、平均年収としてもっと高い業界に転職するべきです。また、どれだけあなたがその業界の仕事に精通していたり技術があったりしても、相場の年収よりも大幅に多い年収を提示した場合、企業は「この人は業界知識がないのではないか」と思うこともありますし、感情としてもあまり良いものではありません。相場をしっかりと把握して、常識の範囲内で提示をすることが望ましいです。

他の内定企業の年収を元に交渉をする

あなたが転職活動をしていれば、選考や内定をもらう企業が複数社あることもあるでしょう。業界が同じ場合は、内定が貰えた企業の年収を交渉に使うこともできます。たとえば、年収以外で考えると一番転職したいA社があったとします。しかし、A社よりも年収の高いB社やC社があった場合は、これらの企業では高い年収で内定が貰えたということを伝えるのです。これは、それだけあなたに価値があるということの客観的な証明になります。そして、他社の年収を伝えることであなたのことを逃したくないのであればA社は同額かそれよりも上の年収を提示してくれるでしょう。ただし、注意点として「他の会社はもっと高い給料を提示してくれている」などという言い方はあまり適切ではありません。「御社に就職したいのですが、他の会社で年収を上げてくれているので悩んでいます」という伝え方にしたほうが、A社に本当は入社したいという意欲も伝わるため良いです。

希望年収に一貫性を持たせる

企業に対してもキャリアアドバイザーに対しても、希望年収をコロコロ変えたりはせず一貫性を持たせるようにしましょう。片方では600万円を希望しているのに、もう片方では700万円を希望しているなどとなった場合、話に一貫性がなく信用されなくなってしまいます。また、書類に書く内容と話す内容も一致させるように注意が必要です。また、希望年収の変更も可能です。しかし、当初の希望年収を吊り上げる行為は企業に悪印象を与える可能性があるため注意が必要です。

年収交渉で成功しやすい人の特徴

年収交渉で年収が上がりやすい人には特徴があります。では、いったいどのような特徴があるのかを下記でご紹介します。

同じ職種や業種に転職をする人

前職で経験のある職種や業種に転職を希望する人は、年収が上がりやすい傾向にあります。なぜなら、同じ業種や職種であれば、すでに経験している部分もあり、即戦力となる可能性が高いからです。同じ業種や職種で働いた経験のある人は、その仕事に対する専門知識やスキル、経験も豊富にあることもあるでしょう。このような専門性をアピールすることにより、企業から貴重な人材だ、即戦力になる、と思わせることができれば、年収交渉で成功する可能性は大幅に上がります。また、業界に対する歴というのも重要になってきます。たとえばたまたま転職を目指した業界が、過去に3ヶ月間だけ経験したことのある仕事である、といっただけの場合、経歴が浅く専門性を提示することは難しいでしょう。少なくとも5年~10年ほどの経験があったほうが、企業にアピールする際に大きな武器となります。そして、キャリアアドバイザーにもしっかりと内容は伝えるようにしましょう。キャリアアドバイザーの場合、たとえば職務経歴書の添削などもおこなってくれるため、その際に自身の経験や強みをしっかりアピールしておいて、交渉してもらう材料として提供しておくことが大切です。

マネジメント経験のある人

マネジメント経験のある人は、たとえ業界知識が浅くても重宝されることが多いです。組織をまとめあげたりチームを引っ張ったりという行為は、向き不向きもあり誰にでもできるものではありません。つまり、マネジメントの経験があるということはマネジメントにたいする適正があるということです。管理職や役職者は、年々減少傾向にあります。そんななか、あなたがマネジメント経験があり、転職先でもマネジメントをしたいという意志があるのであれば、年収交渉はスムーズにいきやすいでしょう。場合によっては、最初から役職を貰えて大幅な年収アップをすることも可能です。そのため、マネジメント経験がある人は積極的にアピールしておきましょう。具体的に伝えたほうが良いものとしては、マネジメントでどのようなことを学んだのか、どのくらいの規模をまとめてきたのか、どのようなプロジェクトに参加していたのかです。特にプロジェクトに関しては、どのような内容なのかをしっかりと伝えられるようにしましょう。この内容をしっかり伝えられることにより、マネジメントの経験としての具体性をはっきりと伝えることができます。

やる気や熱意のある人

やる気や熱意がしっかりとアピールできる人は、年収が上がりやすいです。企業によっては、労働者の積極性により年収を上げてくれるところも多く、「これだけの仕事をするので年収をあげてください」などのように交渉をすることで成功するパターンも少なくありません。そして、やる気や熱意がある人は仕事に取り組む姿勢もしっかりしており、新しい仕事もどんどん覚える傾向にあります。そのため、やる気や熱意をアピールすることが重要となります。しかし、ただやる気や熱意があるだけでは年齢がある程度高い人では年収アップは難しい場合もあります。やる気や熱意などのポテンシャルに関わるものは、一番評価をされるのは第二新卒や新卒、20代ころまでとなります。そのため、年齢が30歳を越えたあたりからは、やる気や熱意にともなう実力が必要となるのです。どんな仕事をどのくらいで覚えたのか、新しい仕事にどのように取り組むことができるのかなどを積極的にアピールすることが大切です。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力の高い人は、職場では重宝されて年収の交渉がうまくいきやすい傾向があります。コミュニケーション能力が上手くとれるということは、周りをまとめあげたりなどのマネジメントに通じる部分も持っているということになります。もちろん、マネジメントはコミュニケーションだけでは成り立ちませんが、コミュニケーションがとれることで得られる企業のメリットは大きいです。コミュニケーションがとれることによって、周りがやる気を出したり、周りの能力アップにつながったりすることもあるでしょう。しかし、ただコミュニケーション能力が高いですとだけ言っても伝わりません。そのため、しっかりとコミュニケーション能力が高いエピソードや証拠が必要です。たとえば、「管理職などではないですが、チームをまとめ上げてアドバイスをしたり積極的にチームの輪に入ったりしました。」など具体的な話ができると良いです。また、コミュニケーションに関する内容も職務経歴書などにしっかりかいたり、得意分野としてキャリアアドバイザーに伝えておくことで、スムーズに年収交渉をおこなうことができます。

現状を把握して年収交渉することが大切

年収を上げるためには現状を把握することが大切です。把握すべきものは以下のようなものがあります。

・自分のこと
・企業のこと
・転職エージェントのこと

転職エージェントを利用しての年収交渉は、自身とキャリアアドバイザー、企業との3者間でおこなわれます。そのため、上記の3つのことをしっかりと把握することが大切です。順番に解説します。

自分のこと

自分のことを理解することは、年収を交渉する上でとても重要です。なぜ年収を上げたいのかを理解することもそのうちの1つです。年収を上げることで自分は何を成し遂げたいのか、どのような意味があっていくら欲しいのかを把握することは大切でしょう。次に、年収を自分はいくらもらえる人材であるのかということを把握するのも大切です。自分の市場価値がどのくらいあって、いくら分の働きができるのかを知ることで、相手に提示する年収も明確に見えてきます。あまりにも背伸びをした年収を提示してしまうと、後々、自分の首を締める結果に繋がってしまいます。

企業のこと

先ほどもお伝えしましたが、企業によって想定年収や払える金額には限度があります。また、企業による年収のルールもあるでしょう。そんな中、自分の意見だけを一方的に押し付けては上手くいくものもいきません。そのため、この業界はいくらくらいが妥当なのか、この企業はどのような規模でやっているのかを把握することは大切です。企業に無理をさせるような提示をしてしまうと、後々トラブルにもなりかねませんし、注意が必要です。

転職エージェントのこと

キャリアアドバイザーがどんな人柄で、年収交渉が得意かどうかを把握することは大切です。また、年収交渉をしてくれるのはキャリアアドバイザーのため、しっかりと情報を伝えておくことが成功への方法となります。キャリアアドバイザーとの面談では、しっかりと自分の年収の希望を伝えると同時に、なぜ年収を上げたいのかということも伝えましょう。そして、年収を上げられるあなたの価値を見出だしてもらうことが大切です。キャリアアドバイザーがあなたの価値を理解できなければ、企業と交渉することも難しくなってしまいます。そのため、得意なことや今までの実績、業界での専門知識などをしっかりヒアリングしてもらい、年収交渉に挑んでもらうようにしましょう。

最後に

年収交渉は多くの人がやっていることです。しかし、誰しもが簡単に年収が上がるというわけではありません。企業側の事情にもよりますし、あなたの力量にもよるでしょう。年収を上げてもらうために大切なのは、あなたが年収を上げてもらえる価値を企業に対して与えることです年収を上げてでも欲しいと思える人材であることは、年収交渉を成功させる上で最も大切なことだということを覚えておくことが大切です。また、そもそもの企業規模として無理な場合もあります。そのような場合は投げやりになったりせず、他の企業にトライすると良いでしょう。

Photo by Katie Harp on Unsplash