・仕事にいきたくない
・職場で楽しいことが一つもない
・仕事が嫌すぎて毎日が憂鬱

仕事が嫌すぎるとマイナスなことばかり考えてしまい、面白い部分まで見えなくなってしまうものです。仕事が嫌だと感じる人は多いですが、程度によっては精神的に病んでしまったり、会社にいけなくなってしまうこともあります。本記事では、仕事が嫌すぎる人のためにどうすれば少しでも気持ちが楽になるのかを紹介していきます。

仕事が嫌すぎるのは当たり前のこと

「仕事が嫌だ」「行きたくない」という感情を持つことは自然なことです。口に出したり表情に出ていないだけで、仕事が嫌だという人は思ったよりも多いものです。どんなに仕事を楽しんでいる人や一生懸命やっている人であっても、ふとしたときに「明日仕事にいきたくないな」「仕事が憂鬱だな」と感じることはあるでしょう。特に、休みの次の日や楽しいことがプライベートであった後であれば、余計に温度差で仕事に行きたくないと感じることがあります。程度にはよりますが、「仕事にいきたくない」という感情はごく自然なもののため、仕事が嫌すぎる自分を責める必要は全くありません。ただし、繰り返しますが、程度によります。明らかに仕事が嫌すぎて精神的に病んでしまっていたり、身体的に異常が出ている場合は別です。身体に何らかのサインが現れている場合は、病気になってしまう前兆の場合もありますし、明らかに今の仕事を続けていても悪い方向にいくばかりでしょう。そのような場合は無理をせず、病院を受診したり長期的なリフレッシュをとったりする必要があります。自分の身体としっかり相談をして、判断を間違えないようにしましょう。

仕事が嫌すぎると感じてしまう理由

仕事が嫌すぎると感じてしまう原因は人それぞれです。ここでは、主に多い原因とその理由をご紹介します。

上司や同僚などの人間関係

人間関係が原因で仕事が嫌だと感じる人は多いです。嫌だと感じるポイントとしては、パワハラや上司の能力の低さ、指示の不透明さなどがあるようです。上司と馬が合わなかったり、やたらと高圧的な態度を取られてしまうと会社に行くこと自体が嫌になってしまいます。あまりにも精神的に追い込まれる場合は、会社の相談センターに相談してみたり、もっと上の役職の人に事情を説明して部署移動するなどの対策が必要となります。同僚との人間関係がうまくいかないという人も非常に多いです。話が合わなかったり、自分だけ仲間はずれにされているような気持ちになる人も多く、社内に居場所を感じないことがあります。本人のコミュニケーション能力が問題の場合もありますが、入社した時期などによってはそもそも溶け込みにくい環境が出来上がってしまっている可能性もあるでしょう。人間関係をあまり重視せず、黙々と仕事をするタイプの人ならば問題ないのですが、人と話すことがストレス発散になるような人には仕事が嫌になる原因となってしまいます。

残業や休日出勤が多い

残業や休日出勤が多いと、仕事が嫌だと感じてしまいます。最近はワークライフバランスを特に重視する方が増えており、プライベートの時間を削られることを嫌う人は多いです。また、残業や休日出勤が多いことにより、疲れもとれにくくなりますし、終わりがみえないようで精神的に嫌になってしまう人も多いでしょう。

ノルマや納期などのプレッシャー

厳しいノルマや納期があると、精神的にプレッシャーを感じてしまいがちです。毎月のように厳しいノルマや納期があると、精神的に追い込まれてしまいかねません。ノルマや納期によりストレスを感じやすい人の特徴は自分に自信がない人やプライドが高い人・人の頼みを断れない人に多い傾向があります。プレッシャーが原因で長期間ストレスを受けると、精神的に病んでしまい、まともな判断ができなくなってしまいます。そうなる前に何かの方法で気持ちを楽にすることが大切です。ノルマや納期というものは、大半のビジネスマンにとっては切っても切れない関係のため、上手に付き合っていく必要があります。

評価してもらえない

自分に対する評価が正当にされないと感じることで仕事が嫌になってしまうことがあります。周りよりも多くの作業量をこなしたり、実績を出していても、自分よりできていない人のほうが評価されることもあるでしょう。何が正解なのかなのかも明確にしてくれない状態で作業をひたすら頑張ることはとても辛く、会社が嫌になってしまう原因となるでしょう。

仕事がつまらない

仕事にやりがいや面白みを感じない場合、仕事が嫌だと感じることが増えます。このような場合は、早めに転職を視野に入れたほうが良いでしょう。

会社の将来性が不安

会社の将来性が不安だと、この職場で仕事を頑張っても徒労なのではないかと不安に思ってしまうことがあります。業績が下がっている状況の場合、会社に頼ることが怖くなってしまうかもしれません。明るい未来が見えない会社だと、仕事を頑張るのがバカらしくなってしまう人も少なくありません。

仕事が嫌すぎる場合の対処法5つ

仕事が嫌すぎる場合に、生活のなかでなにかを取り入れることで変わることもあります。ここでは、仕事が嫌すぎる場合におこなえる対処法をご紹介します。

朝リフレッシュできるルーティーンを取り入れる

朝出社をする前に、気分がリフレッシュできるルーティーンを取り入れることで、重い気分を少しでも楽にすることができる可能性があります。具体的には

・少し早起きしてランニング
・少し早起きして読書

低下して朝はちょっと良いモーニングコーヒーを飲むなどです。このような気持ちを切り替えられるような行動をすることにより、仕事に対する嫌な気持ちが薄れることもあるでしょう。

仕事終わりの予定を定期的に組む

仕事終わりの予定を定期的に組むことはおすすめの方法です。仕事が終わったらやることというのを決めておくことにより、終わった後の楽しみから嫌な気持ちを軽減することができます。

誰かに愚痴をこぼす

誰かに心の中に溜まっている不満を吐き出すことでスッキリとした気持ちになることができます。話が好きな人は特に日常会話の延長線上で愚痴を聞いてもらうようにしましょう。会社の不満や文句を言うことにより、気持ちがリセットされて翌日の仕事を頑張れるようになります。ただし注意点としては、愚痴をこぼす程度にして相談にはしないことと、話す相手はしっかり選ぶようにしましょう。相談する場合は身の周りの人の場合感情論になってしまうため、正しい答えはもらいにくいです。また、話す相手を間違えると思わぬところから情報が漏れてしまったり、相手から否定されて余計に嫌な気持ちになってしまったりする恐れがあります。

会社を休む

どうしても会社にいきたくない場合、思いきって休んでしまうのも1つの手です。ゆっくり休んで自分の好きなことをすればだんだん回復してくることもあります。また、無理に出社しても作業効率が下がってしまったり、身体や精神的にダメージを受けてさらに疲弊してしまったりということにもなりかねません。そんなことになってしまうくらいなら、思い切って1日くらい休んでしまうのも良いでしょう。忙しさから休むことをためらう人もいます。しかし、たった1人がたった1日休んだだけで仕事が回らない会社であればその会社には将来性はないと言えます。大半の企業では1日休んでも誰かがフォローしてくれるので、どうしてもいけない時には休んでみるという選択肢があることを覚えておいてください。

上司と話し合ってみる

正当な評価をもらえていないと感じる場合は、一度、上司と話をしてみましょう。ただし、上司がパワハラ気味な存在であったり、上司そのものが嫌な原因になっている場合は、更なる溝を生んでしまう可能性があり、逆効果となってしまうので止めておいたほうが良いです。

実は仕事を楽しんでいる人も多い！仕事を楽しむための方法

世の中には、仕事が嫌な人が大半ですが、中には当然毎日の仕事が楽しみで仕方がない人もいます。できることなら、上記のように仕事を楽しめたほうが良いですよね。では、仕事を楽しむためにはどうすれば良いのか。それは、目標や夢を明確にすることです。大半の人は、仕事をしたくなかったり、お金のためにいくしかないと後ろ向きに考えている人が多いでしょう。しかし、楽しんで仕事をしている人は、毎日の業務に明確な目的や、夢・目標をもって行動をしています。そのため、今おこなっている仕事はなんのためにやっているのか、これをおこなうことでどんなスキルが身に付くのかなど、具体的に考えてみて下さい。そして、自分は社会人としてどんな人生を送りたいのか、どのような仕事が好きでどのようなスキルを身に付けたいのかを明確にすることが大切です。もちろん、上記のようなことは1日や2日では答えはでないでしょう。もしかしたら、1ヶ月ほどかかってしまうこともあります。それでも、自分の夢や目標を明確にしなければしっかりと仕事を楽しむことはできません。そして、もし考え抜いた結果今の仕事ではなく別の仕事をしたいと思うのであれば、それは立派な答えとなります。もちろん、考え抜いて今の職場でやりたいことが見つかったのであればそれも立派な答えとなるでしょう。どちらにしても答えを明確にして、そこにむかって行動することにより今までの仕事が嫌な自分とは大きく違う考えで働くことができます。ぜひ妥協せずに、なぜ働いているのか、なにがしたいのかを明確にしてみて下さい。

転職せずに【仕事が嫌すぎる】ことから逃げる方法

仕事が嫌すぎるけど転職はしたくないという人もいます。ここでは、転職をせずに嫌な気持ちを少しでも楽にする会社での立ち回りかたをご紹介します。

出世を諦める

仕事が嫌になる原因のなかには、正当な評価をもらえなかったり、ノルマが重たいなどというものがあります。しかし、これらの悩みは出世を狙っているからこそ出るものであり、クビにならないためのものではありません。自分の目の前の仕事を黙々とやって、仕事に嫌なことが対して割りきった感情を持てる人は、出世を諦めることにより大分嫌な気持ちは減らすことができるでしょう。出世を諦めることにより、給料が上がりにくくなったり、必要とされる頻度は減ることになります。しかし、程度にもよりますが決して減給されるわけでも要らない存在となるわけでもありません。また、役職手当があまり多くない会社も多数あるため、金銭的な問題はそこまでないところが多いというのも実際のところです。そのため、ストレスを緩和したい、仕事にいきたくない気持ちをどうにかしたい人は出世を諦めてみるのも1つの手です。

部署異動をお願いする

人間関係や仕事内容の不一致などにより仕事が嫌になっている人は、部署を異動してみるのも良いです。同じ会社であっても、部署が変わることにより周りの人間も仕事内容も大きく異なってきます。ある意味、給料をそのままに転職できた状態だと言っても過言ではないでしょう。部署が変わることで人間関係が心機一転できますし、上司に不満があったのであれば、上司も変わるため少なくとも一時は解消されます。ただし、会社の方針として上司はみんな同じような考え方をもっていた場合は要注意です。その場合は部署異動をしても気持ちはあまりかわらず、せっかく異動したのが無駄となってしまうこともあるでしょう。また、部署異動で変わるのはあくまで身の周りの環境だけです。給料や会社の将来性、方針などに不満があって嫌になっている場合は、部署を異動してもなにも解決しないということは覚えておきましょう。

仕事が嫌すぎるのなら転職が一番良い！オススメの転職方法

仕事が嫌すぎる場合は、おもいきって転職してしまったほうが良いです。仕事が凄く嫌な場合、今の会社で続けていても思うように成果をあげることもできませんし、今後の身体的、精神的なことも考えて、転職を視野に入れましょう。ここでは、転職活動を進める場合には転職エージェントをオススメする理由をご紹介します。転職エージェントでは、仕事が嫌になったことを伝えて、何故嫌になったのかを明確に伝えれば、ニーズに沿った仕事の提案をキャリアアドバイザーがしてくれます。ただし、ただ単に仕事が嫌になったとだけ伝えてもあまり雰囲気は伝わりません。人間関係によるものなのか、それは上司なのか同僚なのか。給料や昇格、労働条件などによるものの可能性もあるでしょう。それらのなかから、自分がほんとうに耐えがたかったものを詳細に伝えることが大切です。そして、キャリアアドバイザーが紹介してくれた仕事のなかからより自分に合っている仕事を吟味して挑戦してみるのがオススメです。詳しくわからない場合はキャリアアドバイザーに相談してみるのも1つの手です。転職のプロであるキャリアアドバイザーからみて、どのような仕事や条件が嫌になりにくいものに繋がるのかを知ることにより、今後の傾向ややり方も見えやすくなります。そして、細かな相談をキャリアアドバイザーにしっかりしたら、その後は自分がやる気がでること、目標や仕事に対する目的なども伝えるようにしましょう。そうすれば、キャリアアドバイザー側としてはより鮮明にあなたに合った求人を見つけやすくなります。

【最新版】おすすめの転職エージェント

おすすめの転職エージェント（最新版）を整理します。

リクルートエージェント

国内有数の転職エージェントとして知られるリクルートエージェントは、業界トップクラスの求人数を誇ることで知られています。過去45万人以上の転職成功実績をもとに、プロのキャリアアドバイザーが履歴書／職務経歴書などの書類添削や面接対策まで徹底対策してくれます。国内最大級の転職エージェントということもあって、拠点の数も多いので、地方在住の方でも安心して利用することができます。

dodaエージェント

パーソルキャリア（旧：インテリジェンス）が手掛ける「dodaエージェント」は、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」と並んで国内最大級の転職エージェントとして知られています。約10万件の求人情報から求職者の希望にマッチした求人をプロのキャリアアドバイザーが紹介してくれます。「何から始めれば良いかわからない」「自分の強みがわからない」といった悩みがある場合は、登録してみると良いでしょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」の実績とマイナビグループが誇る豊かな求人情報を強みとする転職エージェント。マイナビエージェント経由でしか応募することができない独占求人の数も多いので、一度、登録してみると良いでしょう。

パソナキャリア

パソナキャリアは、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェント。運営は株式会社パソナ（東証一部上場）。オリコン顧客満足度調査第1位に選出されている。求人件数は5万件以上。転職後の年収アップ率は67.1%を誇る。高い専門性を備えた専任の転職エージェントによる転職サポートが魅力。

【最新版】おすすめの転職サイト

おすすめの転職サイト（最新版）を整理します。

リクルートダイレクトスカウト（旧：キャリアカーバー）

リクルートダイレクトスカウト（旧：キャリアカーバー）は、人材業界最大手の株式会社リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト。ハイクラス・エグゼクティブ人材向けに、厳選した優良なヘッドハンターだけがサービスに登録していることが特徴。会員登録完了後はスカウトを待つだけでOK。担当コンサルタントは自分で選ぶことができる。

ビズリーチ

ビズリーチは、管理職や専門職、次世代リーダーなどの即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職サイト。運営元はビジョナル株式会社。高年収の求人が豊富に用意されていることに加えて、優良企業や一流ヘッドハンターからビズリーチを通じてスカウトを受け取ることで、思いもよらない企業やポジションに出会えることが大きな特徴の一つである。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、管理・専門職、ミドル・ハイクラスのための転職エージェント。運営は株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント（東証一部上場）。約800名のプロフェッショナルが転職をサポート。また、国内大手、外資系、海外進出企業などの厳選求人を多数揃えていることが特徴である。

アサイン

アサインは、コンサルティングファームをはじめとして、経営企画や事業開発、営業職などのハイエンド向け転職支援サービスを展開している。運営は株式会社アサイン。確かな実績をもつキャリアアドバイザーと日本初のAIキャリアシミュレーション「VIEW」で求職者のキャリアを徹底サポートしてくれる。特に20代～30代のハイエンド転職に強い。

doda X（旧：iX転職）

doda Xは、パーソルキャリア株式会社が運営するハイクラス向けの転職サイト。年収1,000万円以上の非公開求人を多数取り扱っていることが特徴の一つ。厳選されたヘッドハンターがキャリアの選択肢を適切に提案してくれる。また、「クラウドキャリアコーチ」を活用すれば、第三者との対話を通じてキャリアに関する悩みを解消することができる。

AMBI

AMBIは、株式会社エンジャパンが運営する若手ハイクラス人材向けの転職サイト。年収500万円以上の案件が多数。職務経歴書を元にした三段階評価によって、選考通過の可能性がわかることが大きな特徴。登録しておけば職務経歴書を見た企業やヘッドハンターからスカウトを受け取ることができる。

最後に

仕事が嫌すぎると感じる人は多くいて、仕事を楽しんでいる人のほうが圧倒的に少ないというのが、日本の現状といえます。しかし、できれば全員が仕事を楽しめたほうが、仕事の生産性も上がりますし、個人個人も幸せになることができるでしょう。そのためには、なぜ今の仕事が嫌なのか、そしてどんな仕事をすることが自分にとって嫌じゃないのかを明確にする必要があります。思いっきり楽しむことは無理かもしれませんが、嫌な条件を明確にして、嫌じゃない仕事を探すことにより、少なくとも朝起きて仕事にいくのが辛かったり、休みの日まで憂鬱になってしまうということはなくなるでしょう。また、程度にもよりますがあまりにも仕事にいくのが嫌で、精神的・身体的に違和感を感じるようでしたら、すぐにでも転職を考えたり病院を受診したりしたほうが賢明です。

Photo by Dayne Topkin on Unsplash